Veritas Access 管理者ガイド

スナップショットのクォータを有効にするには

1. スナップショットのクォータを表示するには、次のように入力します。

   Storage> snapshot quota list
   FS              Quota      Capacity Limit
   ==              =====      ==============
   fs1             on              1G
   fs2             off              0
   fs3             off              0

2. スナップショットのクォータを有効にするには、次のように入力します。

   Storage> snapshot quota on fs_name [capacity_limit]

   fs_name	ファイルシステムの名前を指定します。
   capacity_limit	ファイルシステムのすべてのスナップショットに使用されるブロック数を指定します。数字の後に K、M、G、または T を入力します (キロ、メガ、ギガ、テラ)。デフォルト値は 0 です。

3. 必要な場合は、スナップショットのクォータを無効にすることができます。容量制限の値を保持することができます。スナップショットのクォータを無効にするには、次のように入力します。

   Storage> snapshot quota off [fs_name] [remove_limit]

   fs_name	ファイルシステムの名前を指定します。
   remove_limit	クォータを無効にするときに容量制限を削除するかどうかを指定します。デフォルト値は true で、クォータの容量制限が削除されることを意味します。値 false は、クォータは無効になりますが、ファイルシステムの容量制限の値は変更されずに残ることを示します。

スナップショットを破棄するには

• スナップショットを破棄するには、次のように入力します。

  Storage> snapshot destroy snapshot_namefs_name

  snapshot_name	破棄するスナップショットの名前を指定します。
  fs_name	スナップショットの取得元となったファイルシステムの名前を指定します。同じ名前のスナップショットが複数のファイルシステムに存在する可能性があります。この場合、ファイルシステムの名前を指定する必要があります。