Veritas Access 管理者ガイド

ファイル圧縮属性について

Storage> compress コマンドでファイルを圧縮すると、compress により次の情報が i ノードに関連付けされます。

この情報は、ファイル圧縮の属性として参照されます。属性の目的は、圧縮ファイルを作成するために使用されるパラメータを収集することです。バックアッププログラムで情報を読み込むことができます。

ファイル圧縮の属性により、特定の圧縮ファイルで圧縮の 1 つのタイプと強度のみが使用されることが保証されます。別の属性を使用してファイルを再圧縮すると失敗します。ファイル圧縮属性を変更するには、すべてのエクステントがすでに圧縮解除されている場合であっても、まず明示的に圧縮を解除してから、新しいオプションで再圧縮する必要があります。

ファイル圧縮の属性は、すべてのエクステントが圧縮されているかどうかを示しません。一部のエクステントが圧縮できず、書き込みにより他のエクステントまたはすべてのエクステントが圧縮解除される場合でも、ファイル圧縮の属性は残ります。属性を削除できるのは、明示的なファイル圧縮のみです。