Veritas Access 管理者ガイド

* (アスタリスク)

任意の文字に任意の回数一致します。

? (疑問符)

任意の 1 文字に一致します。

** (2 つのアスタリスク)

再帰的に子ディレクトリ全体と一致します。

パターン fs1/*/*.pdf は、fs1/ の最初のサブディレクトリの下位に存在する .pdf ファイル名と一致します。たとえば、次のファイルが存在するとします。

fs1/dir1/a.pdf

fs1/dir2/b.pdf

fs1/dir3/dir4/c.pdf

dir5/d.pdf

e.pdf

パターン fs1/*/*.pdf は、a.pdf と b.pdf のみと一致します。c.pdf、d.pdf、e.pdf には一致しません。

パターン fs1/**/*.pdf は、fs1 の下位のすべてのディレクトリにある .pdf ファイルと一致します。上記のファイルリストで一致するすべてのファイルは、a.pdf、b.pdf、c.pdf です。

パターン **/*.pdf は、ファイルシステム全体のすべての .pdf ファイルと一致します。上記のファイルリストで一致するすべてのファイルは、a.pdf、b.pdf、c.pdf、d.pdf、e.pdf です。

[ ] (角カッコ)

範囲または一連の文字のいずれかに一致します。[0-5] は、0 から 5 の範囲内の任意の文字と一致します。[a-g] は、a から g の範囲内の任意の文字と一致します。[abxyz] は、a、b、x、y、z のいずれかの文字と一致します。

! (感嘆符)

範囲の最初の文字として使用し、一致の意味を逆にすることができます。[! 0-5] は、0 から 5 の範囲に含まれない任意の文字と一致します。

\ (バックスラッシュ)

エスケープ文字として使用できます。上記のいずれかのパターン一致文字の特殊な意味を回避して一致するために使用します。