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Veritas Access 管理者ガイド

Last Published: 2018-10-26

Product(s): Access (7.4.2)

Platform: Linux

自動スナップショットの管理

スケジュールで作成された自動スナップショットをすべて削除することも、保持する特定のスナップショットを指定したり、1 つのファイルシステムのスケジュールを削除したりすることもできます。

すべてのスナップショットを削除するには

特定のスケジュールとファイルシステム名で作成されたすべてのスナップショットを自動的に削除するには (保持されたオンラインのスナップショットを除く)、次のように入力します。
```
Storage> snapshot schedule destroyall schedule_namefs_name
```
destroyall コマンドはオフラインのスナップショットのみを破棄します。スケジュールの一部のスナップショットがオンラインの場合、このコマンドは最初のオンラインスナップショットに対してのみ存在します。
メモ:
Storage> snapshot schedule destroyall コマンドは、スケジュールを使用して作成されたスナップショットの数に応じて、完了するまでに長時間かかる場合があります。
保持されたスナップショットが自動的に、または destroyall コマンドの一部として破棄されることはありません。
例 1: 自動スナップショットが 2 つまだマウントされている場合にすべての自動スナップショットを破棄しようとすると、Veritas Access によってエラーが返されます。指定されたスケジュールとファイルシステムのスナップショットは破棄されません。
```
Storage> snapshot schedule destroyall schedule1 fs1
ACCESS snapshot ERROR V-288-1074 Cannot destroy snapshot(s) 
schedule1_7_Dec_2009_17_58_02_UTC schedule1_7_Dec_2009_16_58_02_UTC 
in online state.
```
例 2: すべての (オフライン状態の) 自動スナップショットを破棄しようとすると、操作は正常に完了します。
```
Storage> snapshot schedule destroyall schedule2 fs1
100% [#] Destroy automated snapshots
```

スナップショットを保持するには

既存のスケジュールと特定のファイルシステム名に対応する指定したスナップショットを保持するには、次のように入力します。
```
Storage> snapshot schedule preserve schedule_namefs_namesnapshot_name
```
snapshot_name は、スナップショットのカンマ区切りリストです。

スナップショットのスケジュールを削除するには

スナップショットのスケジュールを削除するには、次のように入力します。
```
Storage> snapshot schedule delete fs_name [schedule_name]
```