Veritas Access 管理者ガイド

NTLM の設定

Veritas Access を AD ドメインモードで使用する場合、オプションの構成手順を実行できます。ユーザーを認証する Microsoft NTLM (NT LAN Manager) プロトコルの使用を無効にすることができます。

Veritas Access CIFS サービスがスタンドアロンモード (セキュリティが user に設定されている) で実行されている場合、一部のバージョンの Windows クライアントでは NTLM 認証を有効にする必要があります。有効にするには、CIFS> set ntlm_auth yes コマンドを使用して ntlm_auth の値を yes に設定します。

NTLM が無効になっていて、Veritas Access を AD ドメインモードで使用している場合、使用可能な認証プロトコルは Kerberos および NTLMv2 です。使用するプロトコルは、両方の Veritas Access クライアントの機能、およびドメインコントローラに依存します。特殊な操作を実行しない場合、Veritas Access では NTLM プロトコルの使用が許可されます。

特定の CIFS 接続の場合、すべての参加者 (クライアントマシン、Veritas Access およびドメインコントローラ) は、それらすべてをサポートし、最大のセキュリティを実現するプロトコルを選択します。AD ドメインモードでは、Kerberos が最大のセキュリティを実現します。