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Veritas Access 管理者ガイド

Last Published: 2018-10-26

Product(s): Access (7.4.2)

Platform: Linux

Active Directory (AD) を認証する Veritas Access DNS のエントリの設定

名前解決を Veritas Access で適切に設定する必要があります。ドメインネームシステム (DNS) は通常、名前解決に使用されます。

Active Directory を認証する Veritas Access DNS のエントリを構成するには

Veritas Access クラスタ名のエントリを作成します。
クラスタ名はインストール時に選択され、後でリセットすることはできません。これはクラスタの NetBios 名でもあるため、IP アドレスに解決する必要があります。
DNS で Veritas Access クラスタ名を設定し、それに対するクエリーによって Veritas Access クラスタに関連付けられている VIP (仮想 IP アドレス) がラウンドロビン方式で返されるようにします。
これを実行するには、各 VIP にクラスタ名をマップする個別の A レコードを作成します。そのため、Veritas Access クラスタに関連付けられている VIP が 4 つある場合 (Veritas Access のバックアップやレプリケーションなどの特別な VIP を含まない)、クラスタ名を 4 つの VIP にマッピングする A レコードが 4 つ必要です。
クライアントからクエリーして、DNS サーバーに Veritas Access に対する正しいエントリがあることを確認します。
```
myclient:~ # nslookup myaccess
```
DNS サーバーを正しく設定した後に Veritas Access を DNS クライアントとして設定する必要があります。
これはインストール時に行われますが、次のコマンドを使用して変更することができます。
```
Network> dns set domainname accesstest-ad2.local
```
```
Network> dns set nameservers <IP address>
```
```
Network> dns enable
```
次のコマンドを入力して、DNS クライアントパラメータが正しく設定されていることを確認します。
```
Network> dns show
```
nsswitch をチェックして、ホストの解決が DNS をクエリーしていることを確認します。
```
Network> nsswitch show
```
上記のシナリオでは、ホストの解決は最初にファイル、次に DNS を検索します。
名前解決を正しく構成することは、Veritas Access を Active Directory に正常に参加させるために重要です。