Veritas Access 管理者ガイド

Veritas Access インスタントロールバックのキャッシュオブジェクトの一覧を表示するには

• Veritas Access インスタントロールバックのキャッシュオブジェクトの一覧を表示するには、次のように入力します。

  Storage> rollback cache list [cache_name]

  cache_name は、表示するキャッシュオブジェクトの名前です。Cache_name を指定すると、キャッシュオブジェクトを使用しているインスタントロールバックの一覧が表示されます。

  無効になっているキャッシュオブジェクトは、「-」属性で表示されます。次の例の cache2 と mycache は、無効な状態です。

  例:

  Storage> rollback cache list
  CACHE NAME    TOTAL(Mb)   USED(Mb) (%)   AVAIL(Mb) (%) SDCNT
  cache1        15          15 (100)       0  (0)        2
  cobj1         100         4  (4)         96 (96)       0
  cache2        -           -    -         -    -        -
  mycache       -           -    -         -    -        -

  SDCNT は、キャッシュオブジェクトに作成されているサブディスクの数です。

  何らかの理由によりキャッシュオブジェクトが無効の場合、Storage> rollback cache list cache_name コマンドを実行すると自動的に再起動されます。

  例:

  Storage> rollback cache list cache2
  rollbacks located on cache cache2:
  roll3
  ACCESS rollback WARNING V-288-0 Cache object cache2 was DISABLED, 
  trying to restart it.
  ACCESS rollback INFO V-288-0 Cache object cache2 started successfully.

  キャッシュオブジェクト上にあるすべてのインスタントロールバックを破棄した後、キャッシュオブジェクトを起動するか破棄するかを選択することができます。

  Veritas Access インスタントロールバックのキャッシュオブジェクトの破棄を参照してください。

  キャッシュオブジェクトを割り当てていなかった場合、インスタントロールバック用にキャッシュオブジェクトが内部的に作成されます。