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Veritas Access 管理者ガイド

Last Published: 2018-10-26

Product(s): Access (7.4.2)

Platform: Linux

マジョリティベースのフェンシングの使用

FSS (Flexible Storage Sharing) では、マジョリティベースのフェンシングのみがサポートされています。マジョリティベースのフェンシングでは、コーディネータプールまたはコーディネータディスクを構成する必要はありません。共有ディスクが存在しない場合、I/O フェンシングを有効にすると、マジョリティベースのフェンシングが構成されます。

メモ:

I/O フェンシングを有効または無効にすると、Veritas Access サービスが中断します。I/O フェンシングが有効または無効な場合、フェンシングを有効または無効にするプロセスによって VCS とクラスタサービスが停止するため、NFS 共有、CIFS 共有、S3 共有などのいくつかのサービスを停止する必要があります。I/O が発生していると、クラスタを停止できません。product_name_isa; サービスをダウンさせて、I/O フェンシングを有効または無効にしてから、Veritas Access サービスを再開することをお勧めします。

I/O フェンシングの状態を確認するには

I/O フェンシングが有効になっていないときに、I/O フェンシングの状態を確認します。
```
Storage> fencing status
```

マジョリティベースのフェンシングを有効にするには

マジョリティベースの I/O フェンシングを有効にします。
```
Storage> fencing on majority
```
I/O フェンシングを有効にしてから、I/O フェンシングの状態を確認します。
```
Storage> fencing status
```

マジョリティベースの I/O フェンシングを無効にするには

マジョリティベースの I/O フェンシングを無効にします。
```
Storage> fencing off
```