Veritas Access 管理者ガイド

ディレクトリをアンエクスポートする、または NFS オプションを削除するには

1. 既存のエクスポート済みリソースを表示するには、次のコマンドを入力します。

   NFS> share show

   表示されているディレクトリのみアンエクスポートできます。

   例:

   NFS> share show
   /vx/fs2          * (sync)
   /vx/fs3          * (secure,ro,no_root_squash)

2. エクスポートパスからディレクトリを削除するには、次のコマンドを入力します。

   NFS> share delete export_dir [client]

   例:

   NFS> share delete /vx/fs3
   Removing export path *:/vx/fs3
   ..Success.

   export_dir

   削除するディレクトリの名前を指定します。 ディレクトリ名は /vx で始まる必要があります。a-zA-Z0-9_/@+=.:- 文字のみ export_dir に使用できます。 文字を囲まない一重引用符または二重引用符は含めることができません。 NFS> share delete "*:/vx/example"

   client

   クライアントは次の方法で指定できます。 単一ホスト - リゾルバ (DNS がリゾルバ) で認識される短縮名、完全修飾ドメイン名、または IP アドレスでホストを指定します。 ネットグループ - ネットグループは @group で指定します。メンバーシップの確認では、各ネットグループメンバーのホスト部分のみ考慮されます。 IP ネットワーク - IP アドレスとネットマスクのペア (アドレス/ネットマスク) を指定して、IP サブネットワーク上のすべてのホストにディレクトリを同時にエクスポートします。ネットマスクを連続マスクの長さで指定します。 client を含めると、ディレクトリが client で指定されたエクスポートパスから削除されます。 ディレクトリが特定のクライアントにエクスポートされている場合は、NFS> share delete コマンドで、そのエクスポートパスを削除するクライアントを指定する必要があります。 クライアントを指定しない場合、指定したディレクトリにはどのクライアントもマウントまたはアクセスできます。