Storage Foundation 8.0 管理者ガイド - Solaris

チューニングパラメータの値を変更する方法

1. チューニングパラメータの現在の値を表示します。

   # prtconf -vP
      .
      .
      .
   vxio, instance #0
       System properties:
           name <vol_tunable> length <4>
               value <0x00001388>
       Driver properties:
           name <voldrl_max_seq_dirty> length <4>
               value <0x00000003>
      .
      .
      .

   /kernel/drv/vxio.conf で指定するすべての VxVM チューニングパラメータが「System properties」の下の出力に一覧表示されます。vxio ドライバの見出し。すべての変更されていないチューニングパラメータがそのデフォルト値とともに「Driver properties」見出しに表示されます。サンプルの出力は 16 進法で vol_tunable の新しい値を示しています。

   詳しくは、prtconf（1M）とdriver.conf（4）のマニュアルページを参照してください。

2. vxio.conf ファイルを含む/kernel/drv/ ディレクトリに移動します。
3. /kernel/drv/vxio.conf ファイルのバックアップコピーを作成します。
4. 任意のエディタを使ってファイルを開きます。次の書式を使って、/kernel/drv/vxio.conf ファイルにチューニングパラメータを追加するか、ファイル内のチューニングパラメータを編集します。

   tunable_name=value;

   ここで、value はバイト単位で指定します。

   たとえば、vol_rvio_maxpool_sz チューニングパラメータの値を 128M に変更する場合、次の行を /kernel/drv/vxio.conf ファイルに追記します。

   vol_rvio_maxpool_sz=134217728;

   vol_rvio_maxpool_sz の指定された値は、システム全体に適用可能です。

5. システムを再ブートして変更を反映させます。