Veritas NetBackup™ Bare Metal Restore™ 管理者ガイド
- Bare Metal Restore の概要
- BMR の構成
- クライアントの保護
- リストア環境の設定
- 共有リソースツリー
- 共有リソースツリーの前提条件
- 共有リソースツリーの作成
- 共有リソースツリーの管理
- ブートメディアの管理
- クライアントのリストア
- Windows ドライバパッケージの管理
- クライアントおよび構成の管理
- BMR ブートサーバーの管理
- トラブルシューティング
- クライアントバックアップからの仮想マシンの作成に関する問題のトラブルシューティング
- クライアントバックアップからの仮想マシンの作成
- Bare Metal Restore アクティビティの監視
- 付録 A. NetBackup BMR 関連の付録
SRT の作成
BMR SRT には、クライアントシステムのブートおよびリストア処理の開始に必要なリソースがあります。 BMR Windows SRT は、ベースリカバリ環境として Windows プリインストール環境(WinPE)を使用します。 このベース WinPE リカバリ環境を作成するには、Microsoft ADK(Assessment and Deployment Kit)バージョン 8.1 をホストにインストールする必要があります。 Microsoft ADK のインストールは、新しい SRT を初めて作成する場合に不可欠です。 BMR ブートサーバーホストに ADK をセットアップするには、次に示す複数のオプションがあります。
BMR 共有リソースツリー管理ウィザードは、以下を使用してインストールできます。
ADK の自動ダウンロードとインストール
SRT を作成するためにリモートでダウンロードした ADK インストーラを使用する
FULL ADK 8.1 によってインストールできる ADK 8.1 による ADK の手動セットアップはダウンロード可能で(ADKsetup.exe)、Microsoft の Web サイト(http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=293840)から直接インストールできます。または Microsoft の Web サイトから ADK インストーラパッケージ全体をダウンロードしてオフラインでインストールすることもできます。
ADK セットアッププログラムのサイズは約 3 GB です。
Windows の SRT を作成する方法
- SRT をホスティングする Windows BMR ブートサーバーの[スタート]メニューから、[プログラム]>[Veritas NetBackup]>[Bare Metal Restore Boot Server Assistant]を選択します。
Bare Metal Restore ブートサーバーアシスタントが表示されます。
- [共有リソースツリー管理ウィザード (Shared Resource Tree Administration Wizard)]をクリックします。
共有リソースツリー管理ウィザードが表示されます。
メモ:
旧バージョンの NetBackup クライアントをリストアするために、NetBackup 8.0 クライアントを含む SRT を使うことができます。
- 共有リソースツリーの形式を Fast Restore SRT として選択します。
メモ:
ブートサーバー 7.6.1 でレガシー形式の SRT を作成することはサポートされていません。
- プロンプトに従って、共有リソースツリーを作成します。次の情報を入力する必要があります。
アーキテクチャ (Architecture)
ドロップダウンのオプションからアーキテクチャを選択します。
名前 (Name)
SRT の名前は、その SRT が存在するディレクトリにも使用されます。英数字とアンダースコア (_) のみを使用できます。
説明 (Description)
SRT の説明を入力します。例: Windows 2008 SRT
ターゲットディレクトリ
パスを入力するか、または SRT のターゲットの場所を参照します。