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Veritas NetBackup™ OpsCenter 管理者ガイド

Last Published: 2021-04-25

Product(s): NetBackup (9.0.0.1)

OpsCenter データベースの管理者パスワードの変更

changeDbPassword ユーティリティを使用すると、OpsCenter データベースへの接続に使用するパスワードを変更できます。

OpsCenter では、データの保存に Sybase SQL Anywhere が使用されます。

データベース管理者のユーザー ID は DBA です。

OpsCenter を新規インストールすると、データベースのパスワードは自動生成文字列に設定されます。次の手順を使用してパスワードを変更することができます。
データベースのパスワードがデフォルトパスワードのまま (「SQL」) の場合は、OpsCenter のアップグレード後に自動生成文字列に設定されます。
次の手順を使用してパスワードを変更することができます。
ただし、以前のバージョンでデフォルトのパスワードを変更した場合、OpsCenter ではそのパスワードが保持されます。

新しいデータベースパスワードを形成するためのルールを確認してください。

OpsCenter データベース管理者パスワードには、次の制約があります。

7 文字以上で、30 文字を超えないようにする必要があります。
バックスラッシュ文字を連続して含めないでください。
角カッコ文字は含めないでください。
次の文字を含めないでください (これらの文字は、Windows やシェルスクリプトで特別な意味を持つため)。
' ! $ % & . ; ^ | < > , { } $ " ~ [ ] \\
32 文字未満または 127 文字を超える ASCII 文字は含めないでください。
空白や一重引用符文字で始めないでください。
空白文字で終了しないでください。

メモ:

OpsCenter のロールベースのアクセスについては、次を参照してください。

Windows と UNIX でデータベース管理者パスワードを変更する方法

Windows 上で、次のコマンドを入力します。
INSTALL_PATH\OpsCenter\server\bin\changeDbPassword.bat
UNIX 上で、次のコマンドを入力します。
<INSTALL_PATH>/SYMCOpsCenterServer/bin/changeDbPassword.sh
OpsCenter 管理者のパスワードを入力します。OpsCenter 管理者はデータベースのパスワードを変更する権限があります。
新しく設定するデータベースのパスワードを入力します。

Windows および UNIX プラットフォームで OpsCenter のサービスとプロセスを再起動します。

Windows の場合

次のコマンドを入力して OpsCenter サービスを停止し、再起動します。

INSTALL_PATH\OpsCenter\server\bin\opsadmin.bat stop

INSTALL_PATH\OpsCenter\server\bin\opsadmin.bat start

UNIX の場合

次のコマンドを入力して OpsCenter プロセスを停止し、再起動します。

<INSTALL_PATH>/SYMCOpsCenterServer/bin/opsadmin.sh stop

<INSTALL_PATH>/SYMCOpsCenterServer/bin/opsadmin.sh start