NetBackup IT Analytics レポートリファレンスガイド
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Hitachi NAS ストレージプールの概略
カスタマイズ可能なレポートテンプレートを使用したり、IT インフラストラクチャの一部をエントリポイントとして使用したりすることで、データセンターをより深く把握できます。[検索 (Search)]を使用して、ポータルのレポート、テンプレート、ダッシュボードを検索してください。
[レポート (Reports)]タブでは、さまざまなテンプレート、ダッシュボード、レポートが製品ごとに整理されており、ユーザーが作成したフォルダやシステムフォルダも配置されています。このレポートは次の場所にあります。
Capacity Manager > [アレイの容量と使用状況 (Array Capacity & Utilization)] > [Hitachi NAS ストレージプールの概略 (Hitachi NAS Storage Pool Summary)]
このレポートは、最後のデータ収集サイクル時点の、すべての HNAS (Hitachi NAS) ストレージプールを一覧表示します。レポートのスコープには、各ストレージプールごとに項目が含まれており、容量と定義されている関連ファイルシステムについて説明します。
表: Hitachi NAS ストレージプールの概略
列名 |
説明 |
---|---|
ストレージアレイ (Storage Array) |
ストレージアレイに付けられた名前。 |
スパンインスタンス名 (Span Instance Name) |
作成時にスパンに割り当てられた名前。 |
健全 (Is Healthy) |
サーバーにファイルシステムとの間の入出力があるかどうかを示します。はい (Yes) = サーバーはスパン上のファイルシステムへの I/O を実行できます。ストレージベースのミラー化が実装されている場合、セカンダリの障害は I/O の健全性に影響しません。これは、スパンがすべてのプライマリが正常であるかぎり I/O をサポートできるためです。 |
ティア数 (# Tiers) |
スパンに関連付けられているティアの数。 |
合計容量 (Total Capacity) |
スパンの総容量。値は、データベースに KiB として保存され、ユーザープロファイルの設定に従ってレンダリングされます。 |
使用済み (Used) |
スパンの使用済み容量。 |
使用状況 (Usage) |
ファイルシステムに割り当てられていない、領域を使用しているスパンの割合。 |
セット数 (# Sets) |
スパンに関連付けられているセットの数。 Hitachi NAS システムドライブの概略を参照してください。 1 つのセットに複数のシステムドライブを含めることができるため、ドリルダウンレポートは、このフィールドの値で示されるよりも多くの行を返す場合があることに注意してください。 |
ファイルシステム数 (# Filesystems) |
スパンに関連付けられているファイルシステムの数。 |
ミラー化 SD 数 (# Mirrored SD) |
ミラー化されたシステムドライブの数。 Hitachi NAS システムドライブの概略を参照してください。 |
チャンク数 (# Chunks) |
スパンに含まれるチャンクの数。ストレージは、スパン (ストレージプール) からファイルシステムへのチャンク (比較的等しいサイズの各ストライプセットの小さな割り当て) で割り当てられます。ファイルシステムが作成または拡張されると、サーバーは常に整数のチャンクを割り当てます。チャンクは必要に応じて割り当てる (シンプロビジョニングをサポート) か、ファイルシステムの作成時に事前に割り当てられます。 |
チャンクサイズ (Chunk Size) |
各チャンクのガイドラインまたはおおよそのサイズ。チャンクのサイズは、常に同じではありませんが、近い大きさになります。このサイズは、ファイルシステムに一度に割り当てられる容量を制御します。 |
自動拡張 (Auto Expand) |
スパンが自動拡張可能かどうかを示します: Y または N。 |