NetBackup IT Analytics レポートリファレンスガイド
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データ収集スケジュールの概略
複数のポリシーが同時に開始されると、データ収集のパフォーマンスに影響が出る場合があります。この単一ビューに表示される、成功したアクティブなすべての収集ポリシースケジュールを使用して、スケジュールの競合を判断します。スケジュールの間隔を開始時間や終了時間と比較して、リソースに対して競合している可能性のあるデータコレクタを把握します。収集の実行に長い時間かかることが多い場合は、データベースの永続性のプロセスが原因になっている可能性があります。このレポートは、データベース効率のトラブルシューティングと実装に役立ちます。
データ収集スケジュールの概略に表示されないケースを参照してください。
表: データ収集スケジュールの概略
列名 |
説明 |
---|---|
ポリシー名 (Policy Name) |
データ収集元のシステムのタイプ。EMC VPLEX、Data Domain、NetApp クラスタなどがあります。ホストリソースの収集を除いて、データのソースであるシステムのホスト名または IP アドレスが製品名に付加されます。 |
コレクタ名 (Collector Name) |
データコレクタの名前。 |
コレクタホスト名 (Collector Host Name) |
データコレクタが配備されているホストの名前。ホストの詳細にドリルダウンします。 |
精査の種類名 (Probe Type Name) |
データ収集の精査のタイプ。容量、パフォーマンス、インベントリなどがあります。 |
スケジュール (Schedule) |
毎日午後 12:00 に実行するなど、データ収集の頻度。すべての時間は、データコレクタサーバーに関連しています。 |
最終開始時刻 (Last Start Time) |
最後に成功したデータ収集が開始された日時。 |
最終終了時刻 (Last End Time) |
最後に成功したデータ収集が終了した日時。 |
前回の期間 (Last Duration) |
最後に成功したデータ収集サイクルの期間。平均期間の 50% を超えた期間は、カラーインジケータで強調表示されます。期間は、最初のデータセットがデータベース内で維持されてから、収集スレッドの最後のデータが維持されるまでの時間に基づいて計算されます。 |
平均期間 (Average Duration) |
データベースの永続プロセスを含む、この精査のすべての正常な実行の平均期間。 |
期間の差分 (Duration Delta) |
最後に成功した期間と成功期間平均の差の割合。これは、収集とデータベース維持のパフォーマンスのインジケータです。最後の期間が不明の場合、差分は不明になります。 |
コレクション数 (# of Collections) |
レポートの範囲内に精査でデータが正常に収集された回数。 |
合計期間 (Total Duration) |
合計期間 = (収集の回数) * (平均期間)。この列は、長期間実行されている収集やデータベースの永続プロセスを識別するためのソートの目的に役立ちます。 |
コレクタ識別子 (Collector Identifier) |
このメタデータコレクタ ID は、収集イベントを関連するログファイルに相関付けるのに役立ちます。 データコレクタログ要求の例を参照してください。 VM の場合、メタデータ ID の代わりに、ESX Server の名前がこのテーブル列に一覧表示されます。 |