NetBackup IT Analytics レポートリファレンスガイド
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IBM XIV ストレージプールの概略
カスタマイズ可能なレポートテンプレートを使用したり、IT インフラストラクチャの一部をエントリポイントとして使用したりすることで、データセンターをより深く把握できます。[検索 (Search)]を使用して、ポータルのレポート、テンプレート、ダッシュボードを検索してください。
[レポート (Reports)]タブでは、さまざまなテンプレート、ダッシュボード、レポートが製品ごとに整理されており、ユーザーが作成したフォルダやシステムフォルダも配置されています。このレポートは次の場所にあります。
Capacity Manager > [アレイの容量と使用状況 (Array Capacity & Utilization)] > [IBM XIV ストレージプールの概略 (IBM XIV Storage Pools Summary)]
XIV ストレージプールの概略レポートは、IBM XIV ストレージプールの消費のビューを提供します。ここには、物理および論理容量がオーバープロビジョニングされていて容量制限に到達している場合に、注意を促すためのハードおよびソフト状態インジケータが含まれます。たとえば、拡張している LUN の場合、30% の使用率はオーバープロビジョニングとして考慮されない可能性があります。しかし、一定期間に、より効率的なストレージ割り当てのアプローチを判断するための再考に、これが役立つ場合があります。
このレポートを生成するときに、スコープセレクタを使用するとレポートのレンダリングに使用されるハード容量とソフト容量の値をカスタマイズできます。
XIV レポートでの容量値の表示方法を参照してください。
表: IBM XIV ストレージプールの概略
列名 |
説明 |
---|---|
プール名 (Pool Name) |
ストレージプールの名前は、XIV ストレージプールの詳細にリンクしています。 |
ストレージアレイ (Storage Array) |
XIV アレイの名前は、[アレイの容量と使用状況 (Array Capacity & Utilization)]レポートにリンクしています。 |
シン (Thin) |
Y = シンプロビジョニング |
ハード制限 (Hard Limit) |
プール内のボリュームとスナップショットで使用できる最大物理容量 |
使用済み (Used) |
ボリュームが使用する物理容量 (割り当て済みを参照) + 使用済みスナップショット |
使用率 % (% Util) |
使用済み/ハード制限 |
利用可能 (Available) |
割り当てに利用可能な容量 |
割り当て済み (Allocated) |
ボリュームが使用するストレージの量。割り当て済みにはスナップショットは含まれないことに注意します。 |
ソフト制限 (Soft Limit) |
アレイ内のすべてのストレージプールの領域の論理的な容量。ハード制限よりも大きいソフト制限は、シンプロビジョニングを示します。 |
ソフト使用率 (Soft Util %) |
ソフト使用率 = ソフト制限 - 利用可能/ソフト制限 |
使用済みスナップショット (Snapshot Used) |
スナップショットで使用中のストレージの量 |
ロック状態 (Lock Status) |
ロック状態 |
ロック動作 (Lock Behavior) |
読み取り専用などのロック動作 |
CG 数 (# CGs) |
このプールに関連付けられている一貫性グループの数。XIV 一貫性グループの概略レポートにリンクします。 |
ボリューム数 (# Volumes) |
このプールに関連付けられているボリュームとスナップショットの数。XIV LUN の使用状況の概略レポートにリンクします。 |
ハードの状態 (Hard Status) |
物理容量の状態: 使用率 < 2% = 空、使用率 > 95% = ほぼ空きなし、使用率 > 2% で < 30% = オーバープロビジョニング |
ソフトの状態 (Soft Status) |
論理容量の状態: 使用率 < 2% = 空、使用率 > 95% = ほぼ空きなし、使用率 > 2% で < 30% = オーバープロビジョニング |