NetBackup IT Analytics レポートリファレンスガイド

パフォーマンスプロファイルの概要

アレイパフォーマンスデータのデータ収集は、特定のベンダーのストレージアレイでサポートされています。サポート対象アレイの完全なリストについては、『認定構成ガイド (Certified Configurations Guide)』を参照してください。

???を参照してください。

パフォーマンスプロファイルは、LUN のグループの主要なパフォーマンスメトリックを反映しています。これらのプロファイルは、いくつかの NetBackup IT Analytics アレイパフォーマンスレポートで示されるように、パフォーマンス状態を LUN およびホストに割り当てるために使用されます。NetBackup IT Analytics は、共通の物理的特性を共有する RAID グループおよびシンプールの各コレクションの集約されたパフォーマンスプロファイルを管理します。これらのパフォーマンスプロファイルは、LUN のパフォーマンスに基づいてホストのパフォーマンス状態を分類しています (低速、標準、高速)。すべての LUN は RAID グループまたはシンプールにマッピングされるため、関連付けられたドライブ、ドライブタイプ、およびドライブ速度がアレイパフォーマンスレポートに一覧表示されます。次のレポートを参照してください。

RAID グループ別アレイパフォーマンスを参照してください。

LUN 別アレイパフォーマンスを参照してください。

パフォーマンスプロファイルは、以前に取得されたアレイの未加工のパフォーマンス統計から取得されます。指定された間隔で取得されたパフォーマンスメトリックは内部的な手順で調査され、パフォーマンス状態 (低速、通常、高速) について、実際のパフォーマンス範囲とスループットメトリックがプロファイルに入力されます。

パフォーマンスプロファイルは、一般的なピークアレイパフォーマンス間隔に基づいている必要があります。デフォルトでは、パフォーマンスプロファイルの更新は毎日行われ、午前 10:00 から午前 11:00 までの間隔が使用されます。デフォルトの間隔は、使用する環境のピークアレイパフォーマンス間隔に合わせて変更する必要があります。データコレクタポリシーが構成されている場合は、プロファイル間隔の長さを設定する反復間隔が選択されます。ベースラインプロファイリングにより、I/O、応答時間、およびキャッシュヒットのメトリックの範囲が決まります。

パフォーマンス状態の決定を参照してください。

パフォーマンス状態の入力を参照してください。

毎日行われる進行中のスケジュール済みタスクにより、収集データがプロファイリングされます。パフォーマンスの問題は 1 日の特定の時間帯に集中しやすいため、パフォーマンスプロファイルのスケジュールは環境に合わせて変更できます。パフォーマンスプロファイルスケジュールのカスタマイズについて詳しくは、『システム管理者ガイド』のアレイパフォーマンスプロファイルスケジュールのカスタマイズに関する説明を参照してください。

内部プロファイリングとコミュニティプロファイリングの両方を有効にできます。