NetBackup IT Analytics レポートリファレンスガイド
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NetApp Cluster-Mode CIFS の概略
NetApp CIFS 共有がテーブル形式のレポートに一覧表示されます。ここには、関連付けられたアレイの関連オブジェクトと構成メトリックも含まれます。
このレポートは、CIFS 共有とそれらに関連付けられたボリュームの状態を判別するための統一された可視性を得るために使用します。Cluster-Mode アレイのみです。
カスタマイズ可能なレポートテンプレートを使用したり、IT インフラストラクチャの一部をエントリポイントとして使用したりすることで、データセンターをより深く把握できます。[検索 (Search)]を使用して、ポータルのレポート、テンプレート、ダッシュボードを検索してください。
[レポート (Reports)]タブでは、さまざまなテンプレート、ダッシュボード、レポートが製品ごとに整理されており、ユーザーが作成したフォルダやシステムフォルダも配置されています。このレポートは次の場所にあります。
Capacity Manager > [アレイの容量と使用状況 (Array Capacity & Utilization)] > [NetApp Cluster-Mode CIFS の概略 (NetApp Cluster-Mode CIFS Summary)]
表: NetApp Cluster-Mode CIFS の概略
列名 | 説明 |
---|---|
名前 (Name) |
CIFS 共有名は UTF-8 文字列です。 |
マウントポイント (Mount Point) |
この CIFS 共有を介して共有されるファイルシステムパス。これは、Vserver ルートに相対的な、ユーザーに表示されるフルパスであり、接合マウントポイントと交差する場合があります。パスは UTF8 であり、ディレクトリ区切り文字としてスラッシュを使用します。 |
ボリュームの状態 (Volume State) |
ボリュームの状態。有効値: オンライン、制限、オフライン、混合。Infinite Volume の構成要素がすべて同じ状態にない場合、この状態は混合に設定されます。混合状態は読み取り専用です。 |
ボリューム (Volume) |
ボリュームの名前。 NetApp Cluster-Mode ボリュームの詳細を参照してください。 |
クラスタ (Cluster) |
ストレージアレイの名前。 アレイの容量と使用状況 (NetApp クラスタ)を参照してください。 |
説明 |
CIFS 共有の説明。CIFS クライアントは、Vserver の CIFS 共有を参照するときにこの説明を参照します。 |
Vserver |
Vserver の名前。 NetApp Cluster-Mode Vserver の概略を参照してください。 |
CIFS サーバー名 (CIFS Server Name) |
CIFS サーバーの NetBIOS 名。 |
状態 (Status) |
CIFS サーバーの管理状態。有効値: down、up。 |
Qtree 数 (# Qtrees) |
ボリューム内の Qtree の数。 NetApp Cluster-Mode QTree の概略を参照してください。 |
CIFS 共有プロパティ (CIFS Share Properties) |
CIFS 共有のプロパティのリスト。有効値: oplocks = 便宜的ロック (クライアント側のキャッシュ) が有効です。browsable = Windows クライアントで共有を参照できます。showsnapshot = クライアントでスナップショットを表示およびトラバースできます。changenotify = CIFS クライアントが、共有上のディレクトリについて変更通知を要求できます。homedirectory = CIFS ホームディレクトリ機能の一部として共有が追加され、有効になっています。T attributecache = パフォーマンスを改善するため、この共有を通じた接続で属性が短時間キャッシュされます。branchcache = この共有に接続するクライアントが、BranchCache テクノロジを使用して要求を作成できます。これにより、コンテンツをキャッシュしてリモートオフィスからの WAN の使用量を削減できます。continuously_available = 共有に接続するクライアントが、永続的な方法でファイルを開くことができます。この方法で開かれたファイルは、中断イベントから保護されます。shadowcopy = 共有はシャドウコピーを指しています。access_based_enumeration = 共有で ABE (アクセスベースの列挙) が有効になっています。ABE でフィルタ処理された共有フォルダは、ユーザーのアクセス権に基づいてのみ利用できます。 |
Symlink プロパティ (Symlinks Properties) |
このフラグは、共有ディレクトリ下のシンボリックリンクのアクセシビリティを制御します。有効値: enable、hide、read_only。 |
ACL |
CIFS 共有の ACL (アクセス制御リスト)。各リストエントリは、ユーザーまたはグループ名とアクセス許可のスラッシュ区切り (/) のペアです。有効なアクセス許可: フルコントロール、変更、読み取り、またはアクセス不可。たとえば、変更のアクセス許可を持つグローバルグループの場合、値はグローバル/変更になります。 |