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Veritas™ File System プログラマーズリファレンスガイド - Linux
Last Published:
2018-01-16
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (7.3.1)
- Veritas File System Software Developer's Kit
- FCL(File Change Log)
- マルチボリュームサポート
- 名前付きデータストリーム
- Veritas File System I/O
- シン再生
チューニングパラメータで FCL の拡張サイズを処理するには
図: FCL レコードのパージ例 は、FCL ファイルのサイズが拡張するときのレコードパージの例を示しています。
左側の FCL ファイルには、8K のブロックがありますが、ホールはありません。ファイルシステムで発生したアクティビティは、FCL に記録され、拡張の結果、FCL ファイルは右側のようになります。
FCL ファイルサイズが、fcl_maxalloc チューニングパラメータで指定された最大許容サイズに到達する場合、古いレコードはパージされ領域が空けられます。FCL の機能は、fcl_keeptime で指定された時間より長い時間を経過したレコードをパージするだけです。空けられた領域は、常に内部ホールサイズの単位になります。
図: FCL レコードのパージ例 は、ファイルシステムが FCL ファイルの領域を 8K 単位で空ける様子を表したものです。
FCL ファイルが初めて最大割り当てを超えたときに、古いレコード数が 20K の場合、プログラムは 16K をパージします。これにより、FCL スーパーブロックの次に 16K のホールが空きます。FCL スーパーブロックの最初の有効なオフセットは、24K に更新されます。