NetBackup™ Web UI クラウド管理者ガイド
- クラウド資産の管理と保護
- Snapshot Manager を NetBackup で構成します。
- クラウド資産のインテリジェントグループの管理
- クラウド資産またはクラウド資産用インテリジェントグループの保護
- リソースグループを使用した Microsoft Azure リソースの保護について
- クラウド作業負荷のための NetBackup アクセラレータ
- PaaS 資産の保護
- ネイティブクライアントユーティリティのインストール
- さまざまな配備のストレージの構成
- データベースへのクレデンシャルの追加
- クラウド資産のリカバリ
- 個別リストアの実行
- クラウド資産の保護とリカバリのトラブルシューティング
LVM を含むボリュームリストア後の手順の実行
LVM ボリュームのボリュームリストア後の手順を実行できます。
メモ:
SFR (シングルファイルリストア) または GRT (個別リストア) およびアプリケーションリストアは、インストールされているエージェントを介して実行されます。ただし、ボリュームリカバリでは、リカバリの成功後に関連ファイルシステムをオンラインにする必要があります。
ボリュームリストア後の手順を実行するには
- コマンドを実行して、ホスト PV に新しく接続されたポストボリュームをすべて表示します。
重複する PV がある (上記のコマンドで警告が表示される) 場合は、次のコマンドを実行します。
vgimportclone --import /dev/<Device1> /dev/<Device2> ... --basevgname <NewVGName>
または、ホストで新しく作成されたボリュームグループ (VG) を確認します。新しい VG が表示されない場合は、次のコマンドを使用して VG をインポートします。新しい VG は <NewVGName> として検出されます。
vgimport -a
vgs
- 次のコマンドを実行して、すべての論理ボリューム (新旧) を一覧表示します。
lvs <NewVGName>
- <NewVGName> に属するすべての LV を有効化します。
lvchange --activate y /dev/mapper/<NewVGName>-<LVName1>
lvchange --activate y /dev/mapper/<NewVGName>-<LVName2>
lvchange --activate y /dev/mapper/<NewVGName>-<LVNameN>
- 認証され、新たに有効にされた LV の UUID とファイルシステムを特定します。
blkid -p /dev/mapper/<NewVGName>-<LVName1>
Output: /dev/mapper/<NewVGName>-<LVName1>: UUID="2a4bdc14-b5eb-4ee6-b876-ebdcb66c55d9" BLOCK_SIZE="4096"TYPE="xfs" USAGE="filesystem"
blkid -p /dev/mapper/<OldVGName>-<LVName1>
Output: /dev/mapper/<OldVGName>-<LVName1>: UUID="2a4bdc14-b5eb-4ee6-b876-ebdcb66c55d9" BLOCK_SIZE="4096"TYPE="xfs" USAGE="filesystem"
- UUID が同じ場合は、次のように変更する必要があります。
ファイルシステム
手順
xfs
mkdir <NewMountPoint>
mount -o nouuid /dev/mapper/<NewVGName>-<LVName1> <NewMountPoint>
umount <NewMountPoint>
xfs_admin -U generate /dev/mapper/<NewVGName>-<LVName1>
mount /dev/mapper/<NewVGName>-<LVName1> <NewMountPoint>
ext2 / ext3/ ext4
mkdir<NewMountPoint>
tune2fs -U random /dev/mapper/<NewVGName>-<LVName1>
mount /dev/mapper/<NewVGName>-<LVName1> <NewMountPoint>
- UUID が異なる場合は、次のコマンドを実行します。
mount /dev/mapper/<NewVGName>-<LVName1> <NewMountPoint>