NetBackup™ Web UI クラウド管理者ガイド

指定した時点のバックアップで資産をリカバリするには:

1. 左側で［作業負荷 (Workloads)］、［クラウド (Cloud)］の順にクリックします。
2. ［PaaS］タブをクリックします。

   検出されたすべての PaaS 資産が表示されます。

3. ［リカバリポイントの種類 (Recovery points type)］で、［プロバイダによって保護 (Provider protected)］を選択します。
4. リカバリ対象の保護された Azure SQL データベースおよび Azure SQL 管理対象データベース資産の行で、［リストア (Restore)］をクリックします。
5. ［リカバリポイント (Recovery points)］タブの［指定した時点のバックアップ (Point in time backup)］で、［リストア (Restore)］をクリックします。
6. ［リストアポイント (UTC) (Restore point (UTC))］で、日付と時刻を選択します。リストアポイントは、最も古い時間から以下の時間までの間で選択できます。

   • オンラインデータベースの最新のバックアップ時刻。

   • 削除されたデータベースのデータベース削除時刻。

   Microsoft Azure は、UTC を使用して、選択した時間を指定可能な最も近いリカバリポイントに調整する場合があります。

   選択した PaaS 資産によっては、Web UI に表示されるデフォルトのリストア日時が異なる場合があります。たとえば、Azure SQL データベースの場合、デフォルトのリストア時間は現在の時刻であり、Azure SQL 管理対象データベースのデフォルトのリストア時間は、現在の時刻より 6 分早い時刻です。

7. Azure SQL データベースの場合は、必要に応じ、リストアされたデータベースの名前を［データベース名 (Database name)］フィールドに入力します。データベース名には、特殊文字 (< > * % & : \ / ? など) または制御文字を使用できません。名前の最後にピリオドまたはスペースを使用しないでください。Azure リソースの命名規則について詳しくは、https://docs.microsoft.com/en-us/azure/azure-resource-manager​/management/resource-name-rules#microsoftsql を参照してください。

   名前を入力しない場合、NetBackup は自動的に <dbName>_<UTC でのリストア時刻> という形式で名前を割り当てます。

8. Azure SQL 管理対象データベースの場合は、必要に応じ、［管理対象インスタンス (Managed instance)］フィールドにインスタンス名を入力します。デフォルトでは、リカバリポイントのインスタンス名が表示されます。検索オプションを使用して管理対象インスタンス名を検索することもできます。リストアは、サブスクリプションの所属先と同じ領域に対して行えます。

   目的の管理対象インスタンスが検索結果に表示されない場合は、手動で検出を実行してください。また、管理対象インスタンスに対する RBAC アクセス権があることを確認してください。

9. ［次へ (Next)］をクリックします。リカバリ前チェックが完了したら、［リカバリの開始 (Start recovery)］をクリックします。

   ジョブの状態は、アクティビティモニターで確認できます。

長期保持用バックアップの資産をリカバリするには:

1. 左側で［作業負荷 (Workloads)］、［クラウド (Cloud)］の順に選択します。
2. ［PaaS］タブをクリックします。

   検出されたすべての PaaS 資産が表示されます。

3. リカバリ対象の保護された資産の行で、［リストア (Restore)］をクリックします。
4. ［リカバリポイント (Recovery points)］タブの［長期保持用バックアップ (Long term retention backup)］で、リストアするイメージに対して［リストア (Restore)］をクリックします。
5. Azure SQL データベースの場合は、必要に応じ、リストアされたデータベースの名前を［データベース名 (Database name)］フィールドに入力します。データベース名には、特殊文字 (< > * % & : \ / ? など) または制御文字を使用できません。名前の最後にピリオドまたはスペースを使用しないでください。Azure リソースの命名規則について詳しくは、https://docs.microsoft.com/en-us/azure/azure-resource-manager​​​​/management/resource-name-rules#microsoftsql を参照してください。

   名前を入力しない場合、NetBackup は自動的に restore_<データベース名> という形式で名前を割り当てます。

6. Azure SQL 管理対象データベースの場合は、必要に応じ、［管理対象インスタンス (Managed instance)］フィールドにインスタンス名を入力します。デフォルトでは、リカバリポイントのインスタンス名が表示されます。検索オプションを使用して管理対象インスタンス名を検索することもできます。リストアは、サブスクリプションの所属先と同じ領域に対して行えます。
7. ［次へ (Next)］をクリックします。リカバリ前チェックが完了したら、［リカバリの開始 (Start recovery)］をクリックします。

   ジョブの状態は、アクティビティモニターで確認できます。