NetBackup™ Web UI クラウド管理者ガイド
- クラウド資産の管理と保護
- Snapshot Manager を NetBackup で構成します。
- クラウド資産のインテリジェントグループの管理
- クラウド資産またはクラウド資産用インテリジェントグループの保護
- リソースグループを使用した Microsoft Azure リソースの保護について
- クラウド作業負荷のための NetBackup アクセラレータ
- PaaS 資産の保護
- ネイティブクライアントユーティリティのインストール
- さまざまな配備のストレージの構成
- データベースへのクレデンシャルの追加
- クラウド資産のリカバリ
- 個別リストアの実行
- クラウド資産の保護とリカバリのトラブルシューティング
VMware への AWS VM または Azure VM のリカバリ
NetBackup では、AWS EC2 VM または Azure VM からオンプレミスの VMware VM に、クラウドベースのバックアップイメージをリストアできます。
リカバリホストは RHEL プラットフォームで実行する必要があります。リカバリホストのバージョンについては、Enterprise Server と Server 10.0 - 10.x.x OS のソフトウェア互換性リストで、VMware の互換性に関するセクションを参照してください。
VM をリカバリする場合、VMware のサポート対象のトランスポートモードは NDB です。
変換された VM には、VMware サーバーの既存の VM では使用されていない、別の VM 名を使用することをお勧めします。
VMware にクラウド VM をリカバリするには:
- 左側で[作業負荷 (Workloads)]、[クラウド (Cloud)]の順に選択します。
- [仮想マシン (Virtual Machines)]タブをクリックします。
- リカバリする保護された資産をダブルクリックし、[リカバリポイント (Recovery points)]タブをクリックします。
利用可能なイメージが、それぞれのバックアップタイムスタンプと一緒に一覧表示されます。
- [コピー (Copies)]列で、リカバリするコピーをクリックします。バックアップイメージのみをリカバリできます。
- コピーの行の省略記号メニュー (3 つのドット) をクリックし、[仮想マシンのリストア (Restore Virtual Machine)]をクリックします。
- リカバリターゲットのページで、次の操作を行います。
[プロバイダ (Provider)]を VMware として選択します。
[表示名 (Display name)]: 表示名を変更するには、このフィールドに新しい表示名を入力します。
[ESXi サーバーまたはクラスタ (ESXi server or cluster)]: VM が存在する ESXi サーバーまたはクラスタを選択します。
[フォルダ (Folder)]: VM を含むフォルダを指定します。
[リソースプールまたは vApp (Resource pool or vApp)]: VM のリソースプールを指定します。
[データストアまたはデータストアクラスタ (Datastore or datastore cluster)]: VM のデータストアおよびディスクを指定します。
[ネットワーク構成 (Network configuration)]: ESXi サーバーのネットワークスイッチを選択します。
- [次へ (Next)]をクリックします。
- [リカバリオプション (Recovery options)]ページで、次の操作を行います。
[リカバリホスト (Recovery host)]: リカバリの実行に使用するホストを選択します。
[リカバリ後に電源をオン (Power on after recovery)]: (オプション) リカバリ後に VM の電源をオンのままにする場合に選択します。
[CPU 数 (CPU number)]: 変換された VM の CPU 数を指定します。
[メモリサイズ (GB)(Memory size (GB))]: 変換された VM のメモリサイズを指定します。
- [次へ (Next)]をクリックします。パラメータを確認して[リカバリの開始 (Start recovery)]をクリックします。
[リストアアクティビティ (Restore activity)]タブには、ジョブの進捗状況が表示されます。