NetBackup™ Web UI クラウド管理者ガイド
- クラウド資産の管理と保護
- Snapshot Manager を NetBackup で構成します。
- クラウド資産のインテリジェントグループの管理
- クラウド資産またはクラウド資産用インテリジェントグループの保護
- リソースグループを使用した Microsoft Azure リソースの保護について
- クラウド作業負荷のための NetBackup アクセラレータ
- PaaS 資産の保護
- ネイティブクライアントユーティリティのインストール
- さまざまな配備のストレージの構成
- データベースへのクレデンシャルの追加
- クラウド資産のリカバリ
- 個別リストアの実行
- クラウド資産の保護とリカバリのトラブルシューティング
Snapshot Manager の資産の検出
Snapshot Manager を使用してクラウドプロバイダを構成すると、自動検出がトリガされ、クラウドから資産が検出されます。定期検出で、NetBackup は 2 時間ごとに Snapshot Manager から資産データを、Snapshot Manager は 1 時間ごとにクラウドプロバイダ構成から資産データを取得します。Snapshot Manager を無効にすると、そのサーバーに関連付けられているすべての資産は保護されなくなり、NetBackup と同期しなくなります。
必要に応じて、個々のクラウドプロバイダ構成の[検出 (Discover)]オプションを使用してクラウド資産の検出を手動でトリガしたり、Snapshot Manager で検出をトリガして、Snapshot Manager で利用可能な資産データをフェッチしたりもできます。
最初の完全検出後に、NetBackup は構成済みの Snapshot Manager に対して資産の増分検出を定期的に実行します。前回の検出と今回の検出の間に発生した資産の追加、削除、修正などの変更のみを検出します。
メモ:
正確に増分を検出し、検出の問題を回避するため、NetBackup プライマリサーバーと Snapshot Manager 上で、これらのサーバーが配置されているタイムゾーンに従って時刻が正しく設定されていることを確認します。
次の手順では、Snapshot Manager レベルで検出を実行する方法について説明します。これはクラウドから資産を検出するのではなく、Snapshot Manager からの特定時点のデータをフェッチするだけです。
Snapshot Manager の資産を検出するには
- 左側で[作業負荷 (Workloads)]、[クラウド (Cloud)]の順に選択します。
- [Snapshot Manager]タブをクリックします。
- Snapshot Manager の横のメニューで[検出 (Discover)]をクリックします。
次の手順では、構成レベルで検出を実行する方法について説明します。これは資産の詳細検出をトリガし、クラウド内の資産の追加、変更、削除を検出した資産の特定時点の状態をフェッチします。
クラウドプロバイダ構成の資産を検出するには
- 左側で[作業負荷 (Workloads)]、[クラウド (Cloud)]の順に選択します。
- [Snapshot Manager]タブをクリックします。
- クラウドプロバイダを表示する Snapshot Manager の IP またはホスト名をクリックします。
- 構成を表示するプロバイダのタブをクリックします。
- 構成名の横にあるメニューで[検出 (Discover)]をクリックします。
メモ:
クラウドプロバイダ構成における検出が 30 分を超えると、最初の検出操作がタイムアウトします。ただし、後続の操作が続行され、NetBackup 資産は Snapshot Manager の資産と同期されます。
自動検出オプションを表示、追加、変更するには、nbgetconfig コマンドと nbsetconfig コマンドを使用します。例:
CLOUD_AUTODISCOVERY_INTERVAL = 秒数
詳しくは『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』を参照してください。