Enterprise Vault™ ユーティリティ
- このマニュアルについて
- ArchivePoints
- Audit Viewer
- バックトレース
- CenteraPing
- Domino Archive Exporter
- Domino Profile Document Tool
- Domino の保持計画ツール
- DTrace
- EVDominoExchangeMigration ツール
- EVDominoExchangeMigration ツールの実行
- EVDuplicateCleaner
- EVEARemovalUtility
- EVFSASetRightsAndPermissions
- EVrights
- EVservice
- EVSPShortcutManager
- EVSVR
- FSARunNow
- FSAUndelete
- FSAUtility
- NTFS to Centera Migration
- Permissions Browser
- Policy Manager (EVPM)
- Policy Manager 初期設定ファイルのセクションとキー名
- Policy Manager 初期設定ファイルの例
- プロビジョニング API による Policy Manager スクリプトの実行について
- ResetEVClient
- Vault Store Usage Reporter
DTrace のトラブルシューティング
Dtrace 実行中に問題が起きた場合、その解決方法については表: DTrace で発生する可能性がある問題 を参照してください。
表: DTrace で発生する可能性がある問題
問題 | 手順の内容 |
---|---|
行がスキップされる。 | 各トレース行の最初の数字はキャプチャされた時のシーケンス番号です。エントリを処理してログファイルに書き込むための CPU 時間が不足している場合、DTrace は一部の行をスキップする場合があります。エージェントタスクをトレースしている場合は、タスクのスレッド数を減らし、シングルスレッドのみを監視するようにしてください。 同じ種類の複数のタスク (アーカイブなど) が存在する場合は、1 つを除いたすべてのタスクを停止してください。DTrace ではサービスの違いを区別しません。 |
監視コマンドを実行しても画面に何も出力されない、またはログファイルにトレースが出力されない。 | DTrace の対象として適切なプロセスが選択されていることを確認します。ターミナルサービスや、プライマリオペレーティングシステムのコンソールを使わないその他のリモートコントロールアプリケーションで DTrace を実行している場合、DTrace のイベントはプライマリコンソールに書き込まれるため、ターミナルサービスを使っているときには DTrace のイベントは表示されない点に注意してください。Enterprise Vault では、ターミナルサービスが使われていたというメッセージがログファイルに記録されます。 |
ログファイルの情報が多すぎる。 | DTrace の内容を特定の単語やイベントに基づいてフィルタ処理したりトリガしたりすることができます。問題の根本的な原因を絞り込む必要がある場合は、監視するプロセス数とスレッドに上限を設定することもできます。 |
トレースオプションを設定しようとすると、「現在のトレースオプションを確認できません」と表示されます。 | Enterprise Vault API Runtime をインストールし、ユーザーアカウント制御 (UAC) が有効になっている別のアプリケーションコンピュータで DTrace を実行するには、DTrace を管理者として実行する必要があります。 |