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Policy Manager 初期設定ファイルの [Filter] セクション
メールボックス内のフォルダに適用する設定のグループを指定する場合は、このセクションを含めます。この設定を適用するには、[Folder] セクションでフィルタ名を指定します。
メモ:
[Filter] セクションは、初期設定ファイルで [Folder] セクションの前に指定する必要があります。
省略可能。この設定は、[Exchange メールボックスポリシー]ダイアログボックスの[アーカイブルール]タブにある[次より新しいアイテムはアーカイブしない]で選択する数値と同じです。
この設定を使う場合、フィルタを参照する [Folder] セクションで、Name = mailboxroot を指定する必要があります。
ALargeItemThresholdPeriod を指定した場合は、次のすべてについても値を設定する必要があります。
UseInactivityPeriod (true に設定する必要あり)
APrioritizeLargeItems
APrioritizeItemsOver
ALargeItemThresholdUnits
設定可能な値は次のとおりです。
正の整数
省略可能。この設定は、[Exchange メールボックスポリシー]ダイアログボックスの[アーカイブルール]タブにある[次より新しいアイテムはアーカイブしない]で設定する単位のエントリと同じです。
この設定を使う場合、フィルタを参照する [Folder] セクションで、Name = mailboxroot を指定する必要があります。
ALargeItemThresholdUnits を指定した場合は、次のすべてについても値を設定する必要があります。
UseInactivityPeriod (true に設定する必要あり)
APrioritizeLargeItems
APrioritizeItemsOver
ALargeItemThresholdPeriod
設定可能な値は次のとおりです。
Days
Weeks
Months
Years
省略可能。この設定は、[Exchange メールボックスポリシー]ダイアログボックスの[アーカイブルール]タブにある[次より大きいアイテムから開始]で選択するサイズと同じです。
この設定を使う場合、フィルタを参照する [Folder] セクションで、Name = mailboxroot を指定する必要があります。
APrioritizeItemsOver を指定した場合は、次のすべてについても値を設定する必要があります。
UseInactivityPeriod (true に設定する必要あり)
APrioritizeLargeItems
ALargeItemThresholdUnits
ALargeItemThresholdPeriod
設定可能な値は次のとおりです。
優先度を与えるアイテムのサイズを KB 単位で指定する整数
省略可能。この設定は、[Exchange メールボックスポリシー]ダイアログボックスの[アーカイブルール]タブにある[次より大きいアイテムから開始]オプションと同じです。
この設定を使う場合、フィルタを参照する [Folder] セクションで、Name = mailboxroot を指定する必要があります。
APrioritizeLargeItems を指定した場合は、次のすべてについても値を設定する必要があります。
UseInactivityPeriod (true に設定する必要あり)
APrioritizeItemsOver
ALargeItemThresholdUnits
ALargeItemThresholdPeriod
設定可能な値は次のとおりです。
true
false
必須。このフィルタが適用されるフォルダからアーカイブされたアイテムへのショートカットが、Enterprise Vault によって作成されるかどうかを指定します。
設定可能な値は次のとおりです。
true
false
必須。このフィルタが適用されるフォルダからアイテムをアーカイブするときに、元のアイテムが Enterprise Vault によって削除されるかどうかを指定します。
設定可能な値は次のとおりです。
true
false
省略可能だが、UseInactivityPeriod を true に設定した場合は必須。InactivityPeriod は UseInactivityPeriod を指定した場合にのみ有効です。アイテムがアーカイブ対象になるまで未修正のままである期間を設定するために、InactivityUnits も指定する必要があります。 この設定は、[Exchange メールボックスポリシー]ダイアログボックスの[アーカイブルール]タブにある[次より古いアイテムをアーカイブ]設定と同じです。
設定可能な値は次のとおりです。
0 から 500 までの間の整数
省略可能だが、UseInactivityPeriod を true に設定した場合は必須。UseInactivityPeriod を指定した場合にのみ有効です。この設定を使う場合は、アイテムがアーカイブ対象になるまで未修正のままである期間を設定するために、InactivityPeriod と一緒に指定する必要があります。 この設定は、[Exchange メールボックスポリシー]ダイアログボックスの[アーカイブルール]タブにある[次より古いアイテムをアーカイブ]設定と同じです。
設定可能な値は次のとおりです。
Days
Weeks
Months
Years
必須。フィルタを指定します。この名前はこの初期設定ファイル内のみで適用されます。このフィルタセクションを参照するには、初期設定ファイルの [Folder] セクションで名前を指定します。
省略可能だが、UsePercentageQuota を true に設定した場合は必須。 この設定は、クォータに基づいたアーカイブを使うときにのみ適用されます。Enterprise Vault は、メールボックスの空き容量がこの割合に達するまで、メールボックスからアーカイブします。
この設定を使う場合、フィルタを参照する [Folder] セクションで、Name = mailboxroot を指定する必要があります。
PercentageQuota はパブリックフォルダに対しては無効です。
設定可能な値は次のとおりです。
0 から 99 までの間の整数
省略可能。この設定は、[Exchange メールボックスポリシー]ダイアログボックスの[アーカイブルール]タブにある[次より新しいアイテムはアーカイブしない]で選択する値と同じです。
この設定を使う場合、フィルタを参照する [Folder] セクションで、Name = mailboxroot を指定する必要があります。
QMinimumAgeThresholdPeriod を指定した場合は、次のすべてについても値を設定する必要があります。
UsePercentageQuota (true に設定する必要あり)
QMinimumAgeThresholdUnits
QMinimumAgeThresholdPeriod は、パブリックフォルダに対しては無効です。
設定可能な値は次のとおりです。
整数
省略可能。この設定は、[Exchange メールボックスポリシー]ダイアログボックスの[アーカイブルール]タブにある[次より新しいアイテムはアーカイブしない]で選択する単位と同じです。
この設定を使う場合、フィルタを参照する [Folder] セクションで、Name = mailboxroot を指定する必要があります。
QMinimumAgeThresholdUnits を指定した場合は、次のすべてについても値を設定する必要があります。
UsePercentageQuota (true に設定する必要あり)
QMinimumAgeThresholdPeriod
QMinimumAgeThresholdUnits は、パブリックフォルダに対しては無効です。
設定可能な値は次のとおりです。
Days
Weeks
Months
Years
省略可能。この設定は、[Exchange メールボックスポリシー]ダイアログボックスの[アーカイブルール]タブにある[次より大きいアイテムから開始]のサイズエントリと同じです。
この設定を使う場合、フィルタを参照する [Folder] セクションで、Name = mailboxroot を指定する必要があります。
QPrioritizeItemsOver を指定した場合は、次のすべてについても値を設定する必要があります。
UsePercentageQuota (true に設定する必要あり)
QPrioritizeLargeItems
QPrioritizeItemsOver は、パブリックフォルダに対しては無効です。
設定可能な値は次のとおりです。
優先度を与えるアイテムのサイズを KB 単位で指定する整数
省略可能。この設定は、[Exchange メールボックスポリシー]ダイアログボックスの[アーカイブルール]タブにある[次より大きいアイテムから開始]チェックボックスにチェックマークを付けた場合と同じです。
この設定を使う場合、フィルタを参照する [Folder] セクションで、Name = mailboxroot を指定する必要があります。
QPrioritizeLargeItems を指定した場合は、次のすべてについても値を設定する必要があります。
UsePercentageQuota (true に設定する必要あり)
QPrioritizeItemsOver
QPrioritizeLargeItems は、パブリックフォルダに対しては無効です。
設定可能な値は次のとおりです。
true
false
必須。このフィルタが適用されるフォルダから未読のメールアイテムが、Enterprise Vault によってアーカイブされるかどうかを指定します。
設定可能な値は次のとおりです。
true
false
必須。ただし、[Folder] セクションの Filtername が SystemDefault または DoNotArchive に設定されている場合は除きます。
UseInactivityPeriod と UsePercentageQuota を使う場合、少なくともこれらのいずれか 1 つを true に設定する必要があります。
UseInactivityPeriod は、経過日数を元にしたアーカイブを使うかどうかを指定します。
この設定を使う場合、フィルタを参照する [Folder] セクションで、Name = mailboxroot を指定する必要があります。
設定可能な値は次のとおりです。
true (経過日数を元にしたアーカイブを使う)
false (経過日数を元にしたアーカイブを使わない)
省略可能。UseInactivityPeriod と UsePercentageQuota を使う場合、少なくともこれらのいずれか 1 つを true に設定する必要があります。
UsePercentageQuota は、クォータを元にしたアーカイブを使うかどうかを指定します。
この設定を使う場合、フィルタを参照する [Folder] セクションで、Name = mailboxroot を指定する必要があります。
UsePercentageQuota を true に設定した場合は、PercentageQuota の値も設定する必要があります。
UsePercentageQuota はパブリックフォルダに対しては無効です。
設定可能な値は次のとおりです。
true (クォータを元にしたアーカイブを使う)
false (クォータを元にしたアーカイブ化を使わない)