Enterprise Vault™ ユーティリティ
- このマニュアルについて
- ArchivePoints
- Audit Viewer
- バックトレース
- CenteraPing
- Domino Archive Exporter
- Domino Profile Document Tool
- Domino の保持計画ツール
- DTrace
- EVDominoExchangeMigration ツール
- EVDominoExchangeMigration ツールの実行
- EVDuplicateCleaner
- EVEARemovalUtility
- EVFSASetRightsAndPermissions
- EVrights
- EVservice
- EVSPShortcutManager
- EVSVR
- FSARunNow
- FSAUndelete
- FSAUtility
- NTFS to Centera Migration
- Permissions Browser
- Policy Manager (EVPM)
- Policy Manager 初期設定ファイルのセクションとキー名
- Policy Manager 初期設定ファイルの例
- プロビジョニング API による Policy Manager スクリプトの実行について
- ResetEVClient
- Vault Store Usage Reporter
FSAUndelete について
FSAUndelete は、指定のプレースホルダ、またはファイルサーバーの指定のフォルダにあるすべてのプレースホルダのアーカイブ済みアイテムの永続的な削除をキャンセルします。
FSAUndelete は、通常、次の条件すべてが該当する場合に使用されます。
管理コンソールの[サイトプロパティ]の[アーカイブの設定]タブでオプション[ユーザーが削除したアイテムの回復を有効にする]を設定しています。このオプションは「一時削除」の機構を提供します。ユーザーがアイテムを削除すると、Enterprise Vault は永続的にアーカイブ済みアイテムを削除する前に、指定の日数の間、アーカイブ済みアイテムを保持します。
プレースホルダを使い、[プレースホルダが削除されたときにアーカイブファイルを削除]設定でアーカイブポリシーを使います。
ファイルサーバーにプレースホルダを復元します (たとえばバックアップから)。
このシナリオでは、復元されたプレースホルダと関連付けられるアーカイブファイルのいくつかは永続的に削除される予定であることがあります。復元されたプレースホルダは Enterprise Vault が永続的にアーカイブファイルを削除するまでのみ機能します。FSAUndelete の使用によって、アーカイブのファイルすべてを復元しなくても、アーカイブファイルの永続的な削除を取り消すことができます。
FSAUndelete は次をするためのオプションを提供します。
指定のプレースホルダに対応するアーカイブファイルの削除を取り消します。
指定のフォルダのプレースホルダすべてに対応するアーカイブファイルの削除を取り消します。省略可能なオプションとして指定のフォルダのサブフォルダすべてを含むことを選択できます。
FSAUndelete は、削除を取り消したファイルや、孤立したプレースホルダまたは見つからなかった指定のプレースホルダのようなエラーをリストするレポートをコマンドラインで生成します。