Enterprise Vault™ ユーティリティ
- このマニュアルについて
- ArchivePoints
- Audit Viewer
- バックトレース
- CenteraPing
- Domino Archive Exporter
- Domino Profile Document Tool
- Domino の保持計画ツール
- DTrace
- EVDominoExchangeMigration ツール
- EVDominoExchangeMigration ツールの実行
- EVDuplicateCleaner
- EVEARemovalUtility
- EVFSASetRightsAndPermissions
- EVrights
- EVservice
- EVSPShortcutManager
- EVSVR
- FSARunNow
- FSAUndelete
- FSAUtility
- NTFS to Centera Migration
- Permissions Browser
- Policy Manager (EVPM)
- Policy Manager 初期設定ファイルのセクションとキー名
- Policy Manager 初期設定ファイルの例
- プロビジョニング API による Policy Manager スクリプトの実行について
- ResetEVClient
- Vault Store Usage Reporter
ResetEVClient について
ResetEVClient ユーティリティは Enterprise Vault Outlook アドインで起きる多くの問題を解決します。解決するために、ユーティリティは次の処理を行います。
Outlook データファイル
frmcache.dat
とfrmdata64.dat
を削除します。 次の表に、これらのファイルの機能を示します。frmcache.dat
32 ビット版の Outlook 2010 以降用のフォームを格納します。
frmdata64.dat
64 ビット版の Outlook 2010 以降用のフォームを格納します。
Outlook が動作している場合、ユーティリティはこれらのファイルを削除できません。
ユーザーのインターネット一時ファイルのフォルダを空にします。このフォルダを空にすることにより、Enterprise Vault Web アプリケーションを使ってアーカイブ済みアイテムを表示できないという問題が解決する場合があります。
Enterprise Vault クライアント DLL
desktopclientcache.dll
とvalkyrie.dll
を再登録します。仮想ボルト情報を
mapisvc.inf
に追加します。mapisvc.inf
が存在しない場合は、ResetEVClient によって作成されます。Outlook で無効にするようにフラグが付けられたアドインの一覧をレジストリでチェックします。この一覧に Enterprise Vault クライアント DLL
valkyrie.dll
が含まれている場合は、ResetEVClient によって一覧から削除されます。
ResetEVClient は、Enterprise Vault コマンドラインユーティリティは常に管理者権限で実行する必要があるというルールの例外です。ResetEVClient で次の操作を実行するには、Outlook アドインに問題があるユーザーとして ResetEVClient を開始する必要があります:
正しい
.dat
ファイルを削除するユーザーのインターネット一時ファイルのフォルダを空にする
この後 ResetEVClient は必要に応じて、残りの処理を実行する前に、管理者権限のあるアカウントのユーザー名とパスワードの入力を求めるメッセージを表示します。現在のユーザーに管理者権限がある場合、またはコンピュータで UAC (ユーザーアカウント制御)が有効になっていない場合、ResetEVClient は資格の入力を求めるメッセージを表示しません。