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FSAUtility と Dell EMC Celerra/VNX プレースホルダの使用について
Dell EMC Celerra/VNX ボリュームのプレースホルダと FSAUtility を使う場合は、このセクションをお読みください。
FSAUtility は、Windows API 呼び出しまたは Celerra/VNX HTTP API 呼び出しを使って Dell EMC Celerra/VNX デバイスのプレースホルダを識別できます。表: Dell EMC Celerra/VNX のプレースホルダを検出するためのデフォルトの API 呼び出し に、FSAUtility がデフォルトで使用する API 呼び出しをそれぞれのプレースホルダ関連のオプションと共に示します。
表: Dell EMC Celerra/VNX のプレースホルダを検出するためのデフォルトの API 呼び出し
FSAUtility オプション | FSAUtility パラメータ | Dell EMC Celerra/VNX のプレースホルダを検出するためのデフォルトの API 呼び出し |
---|---|---|
プレースホルダに相当するファイルの一括の呼び戻し | FSAUtility -b | Windows API 呼び出し |
プレースホルダの再作成 | FSAUtility -c | Windows API 呼び出し |
プレースホルダと対応するファイルの移動 | FSAUtility -m | Windows API 呼び出し |
孤立したプレースホルダの削除 | FSAUtility -o | Windows API 呼び出し |
プレースホルダの移行 | FSAUtility -pm | Celerra/VNX API 呼び出し |
デフォルトでは -pm パラメータによる FSAUtility が Celerra/VNX API 呼び出しを使用することにご注意ください。 このデフォルト設定により、Celerra/VNX の設定に関係なくプレースホルダの移行を常に成功させることが可能です。 サポートされている Celerra/VNX 設定で FSAUtility -pm を使う場合は、よりパフォーマンス効率に優れた Windows API 呼び出しを使うようにこのオプションの設定を変更することもできます。
その他のプレースホルダ関連パラメータ(-b、-c、-m、-o)では、FSAUtility は効率的な Windows API 呼び出しをデフォルトで使います。
FSAUtility.exe.config
ファイルを編集すれば、FSAUtility が各プレースホルダ関連オプションに使用する API 呼び出しを設定できます。