Enterprise Vault™ ユーティリティ
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- Policy Manager 初期設定ファイルの例
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バックトレースのレジストリ値
Enterprise Vault は自動的に各 Enterprise Vault サーバーにバックトレースのレジストリ値を作成します。デフォルトでは、バックトレースは無効になっています。バックトレースを有効にする場合は、トレースが必要なサーバーのレジストリを編集する必要があります。
バックトレースのレジストリ値は、各 Enterprise Vault サーバーの次の場所にあります。
HKEY_LOCAL_MACHINE \SOFTWARE \Wow6432Node \KVS \Enterprise Vault \Backtrace
表: バックトレースのレジストリ値では、バックトレースのレジストリ値について説明します。
表: バックトレースのレジストリ値
レジストリ値 | 説明 |
---|---|
Enabled | バックトレースが有効化(1)、または無効化(0、デフォルト設定)されるかどうかを制御します。 バックトレースは有効化するとパフォーマンスに影響する可能性があるため、Enterprise Vault に関する問題が発生した場合にのみ有効化する必要があります。 サーバーの各 Enterprise Vault プロセスは、バックトレースの情報をメモリに保持します。 トリガイベントが起きると、バックトレースはログファイルにトレース情報を書き込みます。 |
Exclude | バックトレースをトリガしてはならないイベントのセミコロン区切りのリストを提供します。 例: 3310;3230;2776。 このリストを有効にするには、[RuleType]を 「Exclude」 に設定します。 |
Include | バックトレースをトリガする必要のあるイベントのセミコロン区切りのリストを提供します。 例: 3310;3230;2776。 このリストを有効にするには、[RuleType]を 「Include」 に設定します。 |
LogFileKeepDays | バックトレースのログファイルを保持する日数を指定します。 Enterprise Vault は自動的に古いバックトレースのログファイルを削除します。 バックトレースは、管理サービスの開始時とその後の毎正時に、削除するログファイルを調べます。 |
LogFolderPath | バックトレースのログファイルの場所を指定します。 [LogFolderPath]に値を指定しないと、バックトレースは Enterprise Vault の |
MaxEventsOfEachTypePerDay | 各イベントに対して毎日作成するログファイルの最大数を指定します。 デフォルトは 5 です。 |
MaxEventsOfEachType PerDayAcrossAllProcesses | すべての処理の各イベントに毎日作成するログファイルの最大数を指定します。 デフォルトは 40 です。 |
MaxSizeOfAllLogsPerDayMB | 1 日に生成できるすべてのバックトレースログファイルの最大合計サイズを指定します。 デフォルトは 200 (MB) です。 |
RuleType | バックトレースのトリガ方法を制御します。 [RuleType]が Exclude(デフォルト設定)に設定されている場合は、Exclude レジストリ値に列記されているものを除き、すべてのエラーイベントと警告イベントがバックトレースをトリガします。 [RuleType]が Include に設定されている場合は、Include レジストリ値で指定されているすべてのイベントがバックトレースをトリガします。 他のイベントはバックトレースをトリガしません。 |
バックトレースのレジストリ値について詳しくは、『レジストリ値』の「バックトレース」の章を参照してください。