Veritas NetBackup™ Appliance 管理者ガイド
- 概要
- NetBackup Appliance の監視
- NetBackup Appliance Web コンソールから行う NetBackup Appliance の管理
- ストレージの構成概要
- Copilot の機能と共有の管理について
- Show コマンドを使ったストレージ領域情報の表示について
- アプライアンスのサポート対象テープデバイスについて
- アプライアンスに対するホストパラメータの構成について
- 管理 (Manage) > アプライアンスのリストア (Appliance Restore)
- [管理 (Manage)]>[ライセンス (License)]
- 移行ユーティリティについて
- NetBackup Appliance のソフトウェアリリース更新
- EEB のインストールについて
- NetBackup 管理コンソールとクライアントソフトウェアのインストールについて
- 管理 (Manage) > 追加サーバー (Additional Servers)
- [管理 (Manage )] > [高可用性 (High Availability)]
- NetBackup Appliance シェルメニューを使った NetBackup Appliance の管理
- NetBackup Appliance 設定についての理解
- [設定 (Settings)] > [通知 (Notifications)]
- [設定 (Settings)]>[ネットワーク (Network)]
- [設定 (Settings)] > [認証 (Authentication)]
- ユーザー認証の設定について
- NetBackup アプライアンスユーザーの権限の確認について
- [設定 (Settings)]>[認証 (Authentication)]>[LDAP]
- [設定 (Settings)] > [認証 (Authentication)] > [Active Directory]
- [設定 (Settings)] > [認証 (Authentication)] > [Kerberos NIS]
- [設定 (Settings)] > [認証 (Authentication)] > [サーバーの構成 (Server Configuration)]
- トラブルシューティング
- 重複排除プールカタログのバックアップとリカバリ
コールホームワークフローの理解
このセクションでは、アプライアンスから Company Name AutoSupport サーバーにデータをアップロードするためにコールホームが使うメカニズムについて説明します。
コールホームは、Company Name AutoSupport サーバーとのすべての通信で HTTPS (暗号化された安全なプロトコル)とポート番号 443 を使います。 コールホームが正しく働くには、アプライアンスがインターネットに直接またはプロキシサーバーを経由してアクセスし、Company Name AutoSupport サーバーに到達する必要があります。 アプライアンスをプロアクティブに監視するメカニズムである AutoSupport は、コールホームのデータを使って、アプライアンスで発生する可能性のある問題を分析して解決します。
すべての通信はアプライアンスによって開始されます。 アプライアンスは、https://receiver.appliance.veritas.com にアクセスする必要があります。
アプライアンスのコールホーム機能は以下のワークフローを使って、AutoSupport サーバーと通信します。
https://receiver.appliance.veritas.com のポートに 24 時間ごとにアクセスします。
https://receiver.appliance.veritas.com に対してセルフテスト操作を実行します。
アプライアンスでエラー状態が発生した場合は、現在のログと過去 3 日間のすべてのログが収集されます。
次に、ログは詳しい分析とサポートのために Company Name AutoSupport サーバーにアップロードされます。 これらのエラーログはアプライアンスでも格納されます。
/log/upload/<date>
フォルダからこれらのログにアクセスできます。エラー状態が 3 日後も発生した場合は、ログが再アップロードされます。