Veritas NetBackup™ Appliance 管理者ガイド
- 概要
- NetBackup Appliance の監視
- NetBackup Appliance Web コンソールから行う NetBackup Appliance の管理
- ストレージの構成概要
- Copilot の機能と共有の管理について
- Show コマンドを使ったストレージ領域情報の表示について
- アプライアンスのサポート対象テープデバイスについて
- アプライアンスに対するホストパラメータの構成について
- 管理 (Manage) > アプライアンスのリストア (Appliance Restore)
- [管理 (Manage)]>[ライセンス (License)]
- 移行ユーティリティについて
- NetBackup Appliance のソフトウェアリリース更新
- EEB のインストールについて
- NetBackup 管理コンソールとクライアントソフトウェアのインストールについて
- 管理 (Manage) > 追加サーバー (Additional Servers)
- [管理 (Manage )] > [高可用性 (High Availability)]
- NetBackup Appliance シェルメニューを使った NetBackup Appliance の管理
- NetBackup Appliance 設定についての理解
- [設定 (Settings)] > [通知 (Notifications)]
- [設定 (Settings)]>[ネットワーク (Network)]
- [設定 (Settings)] > [認証 (Authentication)]
- ユーザー認証の設定について
- NetBackup アプライアンスユーザーの権限の確認について
- [設定 (Settings)]>[認証 (Authentication)]>[LDAP]
- [設定 (Settings)] > [認証 (Authentication)] > [Active Directory]
- [設定 (Settings)] > [認証 (Authentication)] > [Kerberos NIS]
- [設定 (Settings)] > [認証 (Authentication)] > [サーバーの構成 (Server Configuration)]
- トラブルシューティング
- 重複排除プールカタログのバックアップとリカバリ
ファイバートランスポートメディアサーバー設定の構成
メモ:
SAN クライアント FT の設定を有効化または変更するには、アプライアンスの再起動が必要です。これらの設定を有効化または変更する前に、まずすべてのジョブを中断するか、または取り消すことをお勧めします。
次に、影響を受ける FC HBA カードを説明します。
NetBackup 5220 - スロット 2 と 4 の FC HBA カード
NetBackup 5230 と NetBackup 53xx - スロット 5 と 6 の FC HBA カード
NetBackup 5240 - スロット 5 と 6 の FC HBA カード
Web Consoleから SAN クライアントファイバートランスポートのオプションを構成する方法
- Web Consoleにログオンします。
- [設定 (Settings)]、[ネットワーク (Network)]をクリックし、次に[ファイバートランスポート (Fibre Transport)]を選択します。
- [メディアサーバー上の SAN クライアントのファイバートランスポートを有効化 (このアプライアンスへのバックアップには FT を使用) (Enable SAN Client Fibre Transport on the Media Server (use FT for backups to this appliance))]をクリックして有効にします。
- SAN クライアント FTMS のターゲットポートオプションを変更するには、次のいずれかを実行します。
[2 ターゲットポートのファイバーチャネルの接続 (2 target port Fibre Channel connection)]を選択します。次に、[保存 (Save)]をクリックします。
[4 ターゲットポートのファイバーチャネルの接続 (4 target port Fibre Channel connection)]を選択します。次に、[保存 (Save)]をクリックします。
アプライアンスに再起動が必要になることを警告するメッセージが表示されたら、[再ブート (Reboot)]をクリックして続行するか、または[キャンセル (Cancel)]をクリックして再起動を止めます。
- SAN クライアントのファイバートランスポートのオプションを無効にするには、オプションの選択を解除してチェックマークをはずします。次に、[保存 (Save)]をクリックします。
重複排除ストレージデーモンに再起動が必要になることを通知する警告が表示された場合。 [OK]をクリックして続行するか、または[キャンセル (Cancel)]をクリックして再起動を止めます。 変更を行わずに終了する場合は、[キャンセル (Cancel)]をクリックします。
- アプライアンスが再起動したら、次の手順に従って SAN クライアント FTMS の設定を確認します。
Web Consoleにログオンします。
[設定 (Settings)]、[ネットワーク (Network)]をクリックし、次に[ファイバートランスポート (Fibre Transport)]を選択します。
設定が正しいことを確認します。
Shell Menuから SAN クライアントファイバートランスポートのオプションを構成する方法
- Shell Menuにログオンします。
- SAN クライアント FTMS 機能を有効にするには、次のコマンドを実行します。
Main > Settings > FibreTransport SANClient Enable
アプライアンスに再起動が必要になることを警告するメッセージが表示されたら、「yes」と入力して続行するか、または「no」と入力して変更せずに終了します。
- SAN クライアント FTMS の設定を変更するには、次のいずれかを実行します。
2 つのポートをターゲットポートとして構成するには、次のコマンドを実行します。
Main > Manage > FibreChannel > Configure 2
4 つのポートをターゲットポートとして構成するには、次のコマンドを実行します。
Main > Manage > FibreChannel > Configure 4
- SAN クライアント FTMS 機能を無効にするには、次のコマンドを実行します。
Main > Settings > FibreTransport SANClient Disable
- アプライアンスが再起動したら、次の手順に従って SAN クライアント FTMS の設定を確認します。
Shell Menuにログオンします。
次の 2 つのコマンドを実行します。
Main > Settings > FibreTransport SANClient Show
設定が正しいことを確認します。
機能が有効になっている場合の出力は次のとおりです。
- [Info] Fibre Transport Sever enabled.
機能が無効になっている場合の出力は次のとおりです。
- [Info] Fibre Transport Sever disabled.
設定 (Settings) > ネットワーク (Network) > ファイバートランスポート (Fibre Transport)