Veritas NetBackup™ コマンドリファレンスガイド
- 概要
- 付録 A. NetBackup コマンド
名前
vltopmenu — オペレータ用の NetBackup Vault メニューインターフェースの起動
概要
vltopmenu [-version]
UNIX システムでは、このコマンドへのディレクトリパスは /usr/openv/netbackup/bin/ です。
Windows システムでは、このコマンドへのディレクトリパスは install_path\NetBackup\bin\ です。
説明
NetBackup Vault 機能のオペレータが使用可能な様々なオプションが表示されたメニュー画面を起動します。このコマンドでは、メディアの取り出しや取り込み、様々なレポートの個別または一括出力を実行できます。また、メディアがまだ取り出されていないすべてのセッションに対するすべてのレポートの統合および取り出しの統合が可能です。このインターフェースは、ユーザーによって termcap または terminfo が定義されたすべての文字ベースの端末 (または端末エミュレーションウィンドウ) から使用できます。
操作手順について詳しくは、『NetBackup Vault 操作ガイド』を参照してください。
このコマンドは、すべての認可済みユーザーが実行できます。
NetBackup による認可について詳しくは、『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください。
オプション
- -version
このオプションを指定すると、vltopmenu のバージョンが表示されます。
戻り値
Vault は、255 より大きい拡張終了状態コードで終了する場合があります。この場合、システムに戻される終了状態は 252 です。実際の終了状態は標準エラー出力 (stderr) に[EXIT status = exit status]という形式で書き込まれます。
拡張終了状態の値については、『NetBackup トラブルシューティングガイド』および『NetBackup トラブルシューティングウィザード』を参照してください。
ファイル
UNIX システムの場合:
/usr/openv/netbackup/vault/sessions/vlteject.mstr /usr/openv/netbackup/vault/sessions/vlteject_status.log.timestamp /usr/openv/netbackup/vault/sessions/*/sid*/detail.log
Windows システムの場合:
install_path\NetBackup\vault\sessions\vlteject.mstr install_path\NetBackup\vault\sessions\vlteject_status.log.ti mestamp install_path\NetBackup\vault\sessions\*\sid*\detail.log