Veritas NetBackup™ コマンドリファレンスガイド
- 概要
- 付録 A. NetBackup コマンド
名前
csconfig cldprovider — csconfig コマンドの cldprovider オプションは、クラウドプロバイダの設定を取得します。
概要
csconfig cldprovider [-i [-pt [provider_type] | -at api_type]][-l [-at api_type]]
UNIX システムでは、このコマンドへのディレクトリパスは /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/ です。
Windows システムでは、このコマンドへのディレクトリパスは install_path\NetBackup\bin\admincmd\
です。
説明
csconfig コマンドにより、リモートコンピュータまたはローカルコンピュータでクラウド接続の構成設定を管理します。cldprovider オプションは、クラウドプロバイダの設定をフェッチします。
メモ:
csconfig コマンドの cldprovider オプションには、マルチバイトまたはローカライズした形式の値を指定することはできません。
オプション
- -at api_type
このオプションは、指定した API 形式のクラウドプロバイダのリストを取得します。
指定できる値は、s3、azure、atmos および swift です。
サポート対象のクラウドプロバイダの詳細なリストについては、使用している NetBackup バージョンのハードウェア互換性リストの「クラウド - サポートされるテクノロジメソッド」セクションを参照してください。http://www.netbackup.com/compatibility
- -i
このオプションを使用して、NetBackup がサポートするすべてのクラウドプロバイダの詳細を取得します。
- -l
このオプションを使用して、NetBackup がサポートするクラウドプロバイダのリストを取得します。
- -pt provider_type
このオプションを使用して、指定したクラウドプロバイダの詳細を取得します。
指定できる値は、amazon、azure および swstksw です。
例
例 1: すべてのクラウドプロバイダのリストを取得します。
csconfig cldprovider -l
例 2: 特定のストレージ API 形式のクラウドプロバイダすべてのリストを取得します。
csconfig cldprovider -l -at s3
例 3: すべてのクラウドプロバイダの詳細を取得します。
csconfig cldprovider -i
例 4 - 特定のクラウドプロバイダの詳細を取得します。
csconfig cldprovider -i -pt amazon
関連項目
csconfig cldinstance(delete)を参照してください。
csconfig meter(delete)を参照してください。
csconfig throttle(delete)を参照してください。