Veritas NetBackup™ コマンドリファレンスガイド
- 概要
- 付録 A. NetBackup コマンド
名前
nbcallhomeproxyconfig — NetBackup Product Improvement Program と Usage Insights の両方が使用するプロキシサーバー構成を作成して管理するために使用します。
概要
nbcallhomeproxyconfig --example
nbcallhomeproxyconfig --help
nbcallhomeproxyconfig --version
On UNIX systems, the directory path to this command is /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/
On Windows systems, the directory path to this command is install_path\NetBackup\bin\admincmd\
説明
nbcallhomeproxyconfig コマンドにより、ユーザーはコールホームのプロキシサーバーを構成できます。この構成は、NetBackup Product Improvement Program をサポートし、Usage Insights レポートのアップロードを容易にします。NetBackup マスターサーバー環境で、環境と外部インターネットアクセスの間にプロキシサーバーがある場合は、プロキシ設定を構成する必要があります。
次のプロキシ設定がサポートされています。
HTTP を使用する認証されていないプロキシサーバー (プロキシユーザー名またはパスワードなし)。
HTTPS を使用する認証されていないプロキシサーバー (プロキシユーザー名またはパスワードなし)。
HTTP を使用する認証済みのプロキシサーバー (プロキシユーザー名とパスワードが必須)。
HTTPS を使用する認証済みのプロキシサーバー (プロキシユーザー名とパスワードが必須)。
すべての構成で一意のクレデンシャル名が必要です。この名前は、NetBackup 構成内の CALLHOME_PROXY_NAME キーに割り当てられます。
例: CALLHOME_PROXY_NAME = myproxy
すべての構成には共通の要件があります。
構成名: この名前は、NetBackup 構成内のプロキシ構成を一意に識別します。
プロトコルを含むサーバー名: この名前はプロキシサーバーのアドレスです。このアドレスは、URL (http://proxy.example.com) または IP アドレス (https://10.23.11.5) の形式です。
サーバーポート番号: プロキシへの接続に使用されるポート番号。
HTTP を使用する認証されていないプロキシサーバーの場合、これらは必須フィールドのみです。認証済みのプロキシサーバーの場合、構成ではプロキシユーザー名とパスワードが必要です。
プロキシサーバーが SSL/TLS (HTTPS) を使用する場合は、プロキシサーバー接続の認証に CA 証明書が必要です。この証明書は通常 .pem
ファイルです。指定したサーバープロトコルが HTTPS の場合は、nbcallhomeproxyconfig により、CA 証明書 .pem
ファイルへのパスを入力するように求めるメッセージが表示されます。
オプション
- --examples
プロキシ設定の例を表示します。
- --help
使用方法の説明を表示します。
- --version
バージョン情報を表示します。