Veritas NetBackup™ コマンドリファレンスガイド
- 概要
- 付録 A. NetBackup コマンド
名前
configureCerts — Web サーバーに必要なすべての証明書を構成し、トラストストア内の最新の証明書を使用して Java Key Store (JKS) を更新します。
概要
configureCerts [-renew_webserver_keys]
configureCerts [-update_trust_store]
On UNIX systems, the directory path to this command is /usr/openv/wmc/bin/install/
On Windows systems, the directory path to this command is install_path\NetBackup\wmc\bin\install\
説明
configureCerts コマンドは、Web サーバーに必要なすべての証明書を構成し、トラストストア内の最新の証明書を使用して Java Key Store (JKS) を更新します。また、このコマンドは Web サーバー構成のトラストストアを更新するために使用されます。
このコマンドは、次のような Web サーバーのキーペアを再生成する方法を提供します。
Web サービスユーザーのキーペア (デフォルトの Web サービスユーザーは nbwebsvc)
NetBackup Web 管理コンソールのキーペア (nbwmc)
Web サーバーサービスのキーペア (コンピュータの証明書)
キーペアとそれぞれの証明書を更新した後、このコマンドはすぐにトラストストアで利用可能な最新の証明書を使用して、JKS ファイルを更新します。
オプションを指定せずにこのコマンドを実行すると、トラストストアで利用可能な最新の証明書を使用して JKS が更新されます。
Windows システムでは、キーペアの更新を正常に完了するために、NetBackup Web サービスアカウントのパスワードを指定する必要があります。パスワードの入力をスキップするには、コマンドを実行する前に WEBSVC_PASSWORD 環境変数を設定します。この変数を設定しない場合、スクリプトによってパスワードの入力が 3 回要求されます。
Web サービスユーザー (nbwebsvc) の場合
NetBackup Web 管理コンソール (nbwmc) の場合
Web サーバーの場合
メモ:
Web サーバーのキーペアを更新する前に、必ず NetBackup Web 管理コンソールサービス (nbwmc) を停止してください。
このコマンドを実行すると、次の場所にある configureCerts_KeyPairRenewal.log
と configureCerts.log
ファイルにログが記録されます。
UNIX の場合:
/usr/openv/netbackup/wmc/webserver/logs
Windows の場合:
install_path\NetBackup\wmc\webserver\logs
オプション
- -renew_webserver_keys
Web サーバー構成のキーペアと各証明書を再生成します。
- -update_trust_store
Web サーバー構成のトラストストアを更新します。このオプションでは、JKS を更新したり、Web サーバー構成のキーペアを再生成したりすることはありません。