Enterprise Vault™ ユーティリティ
- このマニュアルについて
- ArchivePoints
- Audit Viewer
- バックトレース
- CenteraPing
- Domino Archive Exporter
- Domino Profile Document Tool
- Domino の保持計画ツール
- DTrace
- EVDominoExchangeMigration ツール
- EVDominoExchangeMigration ツールの実行
- EVDuplicateCleaner
- EVEARemovalUtility
- EVFSASetRightsAndPermissions
- EVrights
- EVservice
- EVSPShortcutManager
- EVSVR
- FSARunNow
- FSAUndelete
- FSAUtility
- NTFS to Centera Migration
- Permissions Browser
- Policy Manager (EVPM)
- Policy Manager 初期設定ファイルのセクションとキー名
- Policy Manager 初期設定ファイルの例
- プロビジョニング API による Policy Manager スクリプトの実行について
- ResetEVClient
- Vault Store Usage Reporter
FSAUtility の実行
FSAUtility を実行する前に、次の点に注意してください。
FSAUtility のインスタンスは 1 度に複数実行しないことを推奨します。このユーティリティの複数の並列インスタンスに同じ移動元または移動先を指定すると、問題が発生する場合があります。
FSAUtility を実行する前にターゲットのファイルサーバーを処理するファイルシステムアーカイブタスクを停止することを推奨します。この処理によって FSAUtility がファイルを処理している間にサーバーで手動アーカイブまたはスケジュール設定されたアーカイブが発生することがなくなるため、パフォーマンスが向上し、一貫しない動作を防ぐことができます。たとえば、ボリュームへのファイルの呼び戻しが進行中の間に Enterprise Vault がそのボリュームをアーカイブすれば、Enterprise Vault は呼び戻しされたファイルをプレースホルダに変換します。
コンピュータでユーザーアカウント制御 (UAC) が有効である場合は、管理者権限でこのユーティリティを実行してください。
Dell EMC の制限により、対象のパスが 1024 文字を超えると FSAUtility は Dell EMC Celerra/VNX デバイスでファイルまたはフォルダを処理できなくなります。Enterprise Vault サーバー上のイベントログメッセージは、入力文字列が正しい形式ではなかったことを示します。
FSAUtility には、Dell EMC Celerra/VNX のプレースホルダを識別する方法が 2 つあります。Dell EMC Celerra/VNX ボリュームのプレースホルダと FSAUtility を使う場合には、Dell EMC Celerra/VNX の設定に適した手順を行ってください。
FSAUtility を実行する方法
- ボルトサービスアカウントで Enterprise Vault サーバーにログオンします。Windows のファイルサーバーを処理するためにユーティリティを使う場合には、アカウントにはファイルサーバーのローカル管理者の権限が必要です。
- コマンドプロンプトウィンドウを開きます。
- Enterprise Vault プログラムフォルダ (たとえば、
C:\Program Files (x86)\Enterprise Vault
) に移動します。 - 必要なオプションを指定して FSAUtility を実行します。
FSAUtility オプションを参照してください。