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Veritas NetBackup™ for Oracle 管理者ガイド
Last Published:
2018-04-18
Product(s):
NetBackup (8.1.1)
- 概要
- NetBackup for Oracle クイックスタート
- NetBackup for Oracle のインストール
- Oracle のポリシー構成
- NetBackup for Oracle の構成の準備
- Oracle インテリジェントポリシーのインスタンス管理
- Oracle インテリジェントポリシー (OIP) について
- スクリプトまたはテンプレートベースの Oracle ポリシーについて
- Oracle のバックアップとリストアの実行
- NetBackup for Oracle バックアップについて
- NetBackup for Oracle のリストアについて
- Microsoft Windows Cluster 環境での NetBackup for Oracle の使用
- ガイド付きリカバリ
- ガイド付きリカバリのトラブルシューティング
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle について
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle の動作
- NetBackup for Oracle による Snapshot Client の構成について
- スナップショットバックアップからの NetBackup for Oracle のリストア
- UNIX の NetBackup for Oracle Block Level Incremental バックアップの構成について
- Snapshot Client の影響について
- レプリケーションディレクタの Oracle サポートについて
- トラブルシューティング
- RMAN のバックアップエラーまたはリストアエラーのトラブルシューティング
- 付録 A. RAC (Real Application Clusters)
- 付録 B. NetBackup を併用した Oracle RAC を保護するためのベストプラクティス
- 付録 C. 重複排除のベストプラクティス
- 付録 D. SFRAC の Snapshot Client サポート
- 付録 E. UNIX および Linux システムでの RMAN を使用しないスクリプトベースの Block Level Incremental (BLI) バックアップ
- RMAN を使用しない BLI バックアップのインストール要件の確認
- スクリプトベースの BLI バックアップの NetBackup ポリシーの作成
- バックアップとリストアの実行
- バックアップエラーまたはリストアエラーのトラブルシューティングについて
- 付録 F. XML Archiver
- 付録 G. 承認を受けた場所の登録
RMAN を使用したリダイレクトリストアの実行について
他のクライアントが所有する RMAN バックアップのリストアを行う場合、宛先クライアントホストで次の手順を実行します。
クライアント A のユーザーは、クライアント B へのリダイレクトリストアを開始できません。リダイレクトリストアを開始できるのは、バックアップイメージの受け取り側であるクライアント B のユーザーのみです。BKUP_IMAGE_PERM 変数が USER に設定されている場合以外は、バックアップを実行したデータベースグループに属するすべてのユーザーがそれをリストアできます。
メモ:
RMAN カタログデータベースが消失した場合、リダイレクトリストアを続行する前に、まずカタログデータベースのリストアを行ってください。
リダイレクトリストアを実行する方法
- ソースクライアントで使用されていた RMAN カタログデータベースへのネットワーク接続を有効にします。
- 次のいずれかを実行します。
Windows の場合、rman parms オプションを使用して、環境変数 NB_ORA_CLIENT をソースクライアントに設定します。
UNIX の場合、環境変数 NB_ORA_CLIENT をソースクライアントに設定します。
- UNIX の場合、ソースクライアントの bp.conf ファイルを確認します。CLIENT_NAME 変数が、設定されていないか、ソースクライアントのホスト名に設定されていることを確認します。
- ソースクライアントの init.ora ファイルを宛先クライアントが使用できるようにします。
宛先クライアントにファイルをコピーするか、宛先クライアントのファイルを変更します。場所を指定しているパラメータもすべて変更します。
- フォルダを作成するか、ディレクトリにデータファイルをリストアする権限を設定します。
Windows の場合、設定済みの ORACLE_SID に対して、Oracle サービスを作成し、起動します。データファイルのリストアを行うフォルダを作成します。
UNIX の場合、データファイルのリストアを行うディレクトリへの書き込み権限を付与します。
- 宛先クライアントデータベースのパスワードファイルを設定します。
- nomount 状態でデータベースを起動します。
- RMAN を起動して、カタログに接続します。Windows の場合、ターゲットデータベースにも接続します。
- UNIX では、dbid をソースクライアントデータベースの dbid に設定します。ユーザー ID およびパスワードを使用せずにターゲットデータベースに接続します。
- RMAN リストアスクリプトを実行します。UNIX の場合、代わりにリストアの RMAN コマンドを入力できます。