NetBackup™ ログリファレンスガイド
- ログの使用
- バックアッププロセスおよびログ記録
- メディア、デバイスプロセスおよびログ記録
- リストアプロセスおよびログ記録
- 高度なバックアップおよびリストア機能
- ストレージのログ記録
- NetBackup 重複排除ログ
- OpenStorage Technology (OST) のログ記録
- SLP (Storage Lifecycle Policy) および自動イメージレプリケーション (A.I.R.) のログ記録
- NetBackup の安全な通信のログ記録
- スナップショット技術
- ログの場所
- NetBackup 管理コンソールのログ記録
- ログアシスタントの使用
ログアシスタントの操作シーケンス
表: NetBackup の問題をトラブルシューティングする手順では、NetBackup の問題をトラブルシューティングし、解決するのに役立つログアシスタントを使った典型的な手順を示します。
表: NetBackup の問題をトラブルシューティングする手順
手順 | 処理 | 説明 |
---|---|---|
手順 1 | ログアシスタントレコードを作成します。 | ログアシスタントレコードを作成して、NetBackup 問題をトラブルシューティングします。通常は、レコードとアクティビティモニターに表示された失敗ジョブとを関連付けます。 ログアシスタントレコードの追加または削除を参照してください。 |
手順 2 | デバッグログの有効化。 | デバッグログの設定 (Setup Debug Logging) ウィザードを使用して、テクニカルサポートが NetBackup の問題をトラブルシューティングする際に使用する、選択された NetBackup デバッグログを有効にします。 デバッグログの設定を参照してください。 |
手順 3 | 失敗したジョブを再実行します。 | アクティビティモニターに移動し、失敗したジョブを再実行します。NetBackup は、有効にしたデバッグログを生成します。 |
手順 4 | データを収集します。 | デバッグログ、nbsu 診断、および追加の証拠を収集できます。テクニカルサポートは、診断情報を入手するため、NetBackup サポートユーティリティ (nbsu) を最初に実行するようユーザーに要請することがあります。デバッグログと nbsu 診断情報をサポートする証拠を収集することもできます。 |
手順 5 | 問題をトラブルシューティングします。 | テクニカルサポートと連携して、デバッグログ、nbsu 診断、証拠を読み取って分析し、検知された問題を修正します。 |
手順 6 | 失敗したジョブを再実行します。 | 処置を実行し、操作を再試行します。ジョブがそれでも失敗したら、テクニカルサポートと連携し、同じログアシスタントレコードを使用して追加のデバッグログを識別し、有効化します。ジョブが正常に実行されるまで、手順 2~6 を繰り返します。 |
手順 7 | デバッグログを無効化または最小に設定します。 | デバッグログの無効化は、自動的にログディレクトリを削除し、すべてのデバッグログメッセージを無効にします。最小デバッグログは、アプリケーションログと診断ログ以外のすべてのメッセージを無効にします。 デバッグログの無効化を参照してください。 最小デバッグログの設定を参照してください。 |
手順 8 | レコードを削除します。 | レコードのリストからログアシスタントレコードを削除します。 ログアシスタントレコードの追加または削除を参照してください。 |