NetBackup™ ログリファレンスガイド
- ログの使用
- バックアッププロセスおよびログ記録
- メディア、デバイスプロセスおよびログ記録
- リストアプロセスおよびログ記録
- 高度なバックアップおよびリストア機能
- ストレージのログ記録
- NetBackup 重複排除ログ
- OpenStorage Technology (OST) のログ記録
- SLP (Storage Lifecycle Policy) および自動イメージレプリケーション (A.I.R.) のログ記録
- NetBackup の安全な通信のログ記録
- スナップショット技術
- ログの場所
- NetBackup 管理コンソールのログ記録
- ログアシスタントの使用
Windows のイベントビューアのログオプション
Windows のイベントビューアのアプリケーションイベントログに、ログアプリケーションと診断メッセージを書き込むように、NetBackup Windows プライマリサーバーを構成することもできます。
vxlogcfg について詳しくは、『NetBackup コマンドリファレンスガイド』を参照してください。
オリジネータの Windows イベントビューアに統合ログメッセージを書き込むには
- vxlogcfg コマンドを使用して、オリジネータの LogToOslog の値を true に設定します。
次に例を示します。
# vxlogcfg -a -o nbrb -p NB -s "LogToOslog=true"
- NetBackup サービスを再起動します。
Windows イベントビューアにレガシーログメッセージを書き込むには
- NetBackup プライマリサーバー上に eventlog ファイルを作成します。
install_path\NetBackup\db\config\eventlog
- 必要に応じて、eventlog ファイルにエントリを追加します。次に例を示します。
56 255
「56」を指定すると、重大度が警告 (Warning)、エラー (Error)、重要 (Critical) のメッセージを記載したログを生成します (56 = 8 + 16 + 32)。「255」を指定すると、すべての種類のメッセージがあるログを生成します (255 = 1 + 2 + 4 + 8 + 16 + 32 + 64 +128)。
- NetBackup サービスを再起動します。
eventlog のパラメータは重大度と種類を表します。どちらのパラメータも 10 進数で指定され、次の値を表すビットマップと等価です。
重大度 (Severity) |
|
1 = 不明 2 = デバッグ 4 = 情報 8 = 警告 16 = エラー 32 = 重要 |
形式 |
|
1 = 不明 2 = 一般 4 = バックアップ 8 = アーカイブ 16 = 検索 32 = セキュリティ 64 = バックアップ状態 128 = メディアデバイス |
ログ内のメッセージの形式は次のとおりです。
<Severity> <Job type> <Job ID> <Job group ID> <Server> <Client> <Process> <Text>
次に例を示します。
16 4 10797 1 cacao bush nbpem backup of client bush exited with status 71