NetBackup™ ログリファレンスガイド
- ログの使用
- バックアッププロセスおよびログ記録
- メディア、デバイスプロセスおよびログ記録
- リストアプロセスおよびログ記録
- 高度なバックアップおよびリストア機能
- ストレージのログ記録
- NetBackup 重複排除ログ
- OpenStorage Technology (OST) のログ記録
- SLP (Storage Lifecycle Policy) および自動イメージレプリケーション (A.I.R.) のログ記録
- NetBackup の安全な通信のログ記録
- スナップショット技術
- ログの場所
- NetBackup 管理コンソールのログ記録
- ログアシスタントの使用
PBX のログ
PBX (Private Branch Exchange) のログは、すべてのプライマリ、メディア、またはクライアントサーバーの次の場所にあります。
UNIX の場合: /opt/VRTSpbx/log
Windows の場合: C:\Program Files (x86)\VERITAS\VxPBX\log
PBX のログファイルは、安全な通信の問題のトラブルシューティングを行うときに重要な役割を果たすことがあります。このようなときに、ログファイルのサイズと数を、ログファイル 5 つとそれぞれ 1 MB というデフォルト設定よりも増やすことが必要になる場合があります。ログファイルのサイズを 50,000 KB にし、ログファイル数を 20 に増やすには、vxlogcfg コマンドを次のように使用します。
Windows (HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Veritas\VxICS\logcfg\103
):
C:\Program Files (x86)\VERITAS\VxPBX\bin\vxlogcfg - a - p 50936 - s "MaxLogFileSizeKB=50000" - o 103 C:\Program Files (x86)\VERITAS\VxPBX\bin\vxlogcfg - a - p 50936 - s "NumberOfLogFiles=20" - o 103
これにより、それぞれ 50 MB のログファイルを 20 個までキャプチャできます。
UNIX の場合:
次のように vxlogcfg コマンドを使用して、ログファイルのサイズを 51,200 KB にし、ログファイルの数を 10 個に増やします:
UNIX の場合 (/etc/vx/VxICS/icsul.conf 内):
/opt/VRTSpbx/bin/vxlogcfg - a - p 50936 - s "MaxLogFileSizeKB=51200" - o 103 /opt/VRTSpbx/bin/vxlogcfg - a - p 50936 - s "NumberOfLogFiles=10" - o 103
Cd/opt/VRTSpbx/log
コマンドを使用してディレクトリを変更します。ログファイルのサイズが 1 MB より大きくなっていることを確認します (1 分以内にこの変化を確認できるはずです)。PBX のログ設定を確認するには、構成ファイルを次のように表示できます。
/etc/vx/VxICS
にディレクトリを変更します。cat icsul.conf
コマンドを使用して、変更が加えられたことを確認します。
次の例を参照してください。
cat icsul.conf ############################################### # Caution! Do not update/modify file by hand. # Use vxlogcfg tool to update/modify this file ############################################### 103.DebugLevel=6 103.AppMsgLogging=ON 103.LogToOslog=false 103.LogDirectory=/var/log/VRTSpbx/ 103.L10nResourceDir=/opt/VRTSpbx/resources 103.L10nLib=/optVRTSpbx/lib/libvxexticu.so.3 103.L10nResource=VxPBX 103.MaxLogFileSizeKB=51200 103.RolloverMode=FileSize 103.NumberOfLogFiles=10 103.LogRecycle=true