レガシーログを使う PC クライアントプロセス
ほとんどの PC クライアントプロセスでレガシーログが使用されます。Windows クライアントで詳細なレガシーデバッグログを有効にするには、次の場所にディレクトリを作成します。作成するディレクトリ名はログを作成するプロセスに対応します。
C:\Program Files\VERITAS\NetBackup\Logs\
表: レガシーログを使う PC クライアントプロセス
ディレクトリ
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NetBackup クライアント
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説明
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bpinetd
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すべての Windows クライアント
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クライアントのサービスログ。これらのログには、bpinetd32 プロセスの情報が含まれます。
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bparchive
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すべての Windows クライアント
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コマンドラインから実行されるアーカイブプログラム。
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bpbackup
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すべての Windows クライアント
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コマンドラインから実行されるバックアッププログラム。
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bpbkar
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すべての Windows クライアント
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Backup Archive Manager。これらのログには、bpbkar32 プロセスの情報が含まれます。
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bpcd
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すべての Windows クライアント
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NetBackup Client デーモンまたは Client Manager。これらのログには、サーバーとクライアント間の通信の情報が含まれます。
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bpjava-msvc
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NetBackup Java アプリケーションのサーバー認証サービス。このサービスは、NetBackup Java インターフェースアプリケーションの起動中に、Client Services によって起動されます。このプログラムによって、アプリケーションを起動したユーザーが認証されます。(すべての Windows プラットフォーム)
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bpjava-usvc
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bpjava-msvc によって起動される NetBackup プログラム。NetBackup Java バックアップ、アーカイブおよびリストア (BAR) インターフェースを起動すると表示されるログオンダイアログボックスでログオンに成功すると起動されます。このプログラムによって、bpjava-msvc が実行されている NetBackup ホスト上の Java ベースのユーザーインターフェースから送信されるすべての要求が処理されます。(すべての Windows プラットフォーム)
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bplist
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すべての Windows クライアント
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コマンドラインから実行される表示プログラム。
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bpmount
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すべての Windows クライアント
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クライアント上で複数ストリームクライアントのドライブ名を収集するために使用されるプログラム。
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bprestore
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すべての Windows クライアント
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コマンドラインから実行されるリストアプログラム。
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bptestnetconn
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すべての Windows クライアント
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ホストの任意の指定のリスト (NetBackup 構成のサーバーリストを含む) での DNS と接続の問題のテストおよび分析に役立つ複数のタスクを実行するプログラム。
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tar
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すべての Windows クライアント
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tar 処理。これらのログには、tar32 プロセスの情報が含まれます。
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user_ops
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すべての Windows クライアント
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user_ops ディレクトリは、NetBackup のインストール時に、すべてのサーバーおよびクライアント上に作成されます。NetBackup Java インターフェースプログラムでは、[バックアップ、アーカイブおよびリストア (Backup, Archive, and Restore)]プログラム (jbpSA) によって生成された一時ファイル、ジョブファイルおよび進捗ログファイルが、このディレクトリに格納されます。すべての Java ベースのプログラムで操作を正常に実行するには、このディレクトリが存在し、だれでも読み込み、書き込みおよび実行できるように許可モードを設定している必要があります。user_ops ディレクトリには、Java ベースのプログラムを使用するすべてのユーザー用のディレクトリが含まれます。
また、NetBackup Java を実行可能なプラットフォーム上では、NetBackup Java インターフェースのログファイルが、nbjlogs サブディレクトリに書き込まれます。user_ops ディレクトリ階層のすべてのファイルは、KEEP_LOGS_DAYS 構成オプションの設定に従って削除されます。
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