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NetBackup™ Web UI 管理者ガイド

Last Published: 2024-11-11

Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (10.5)

エクスクルードリストの構文規則

自動マウントされるディレクトリおよび CD-ROM ファイルシステムは、常にエクスクルードリストに指定することをお勧めします。指定しないと、バックアップ時にこれらのディレクトリがマウントされない場合、NetBackup はタイムアウトを待機することになります。

エクスクルードリストには、次の構文規則が適用されます。

1 行に 1 つのパターンだけを入力できます。
NetBackup では標準的なワイルドカードが認識されます。
NetBackup でのワイルドカードの使用を参照してください。
NetBackup 命名規則を参照してください。
バックアップ対象リスト内のすべてのファイルがエクスクルードされている場合、NetBackup はインクルードリストでフルパス名によって指定されている対象だけをバックアップします。ファイルは、/ または *、あるいはその両方 (/*) を使用してエクスクルードできます。
空白は有効な文字と見なされます。余分な空白は、ファイル名の一部でないかぎり、含めないでください。
たとえば、次の名前を持つファイルをエクスクルードすると想定します。
C:\testfile (末尾に余分な空白文字なし)
一方、エクスクルードリストエントリは次のとおりです。
C:\testfile (末尾に余分な空白文字あり)
NetBackup では、ファイル名の末尾から余分な空白が削除されないかぎり、このファイルが検出されません。
ファイルパスを \ で終わらせると、そのパス名を持つディレクトリだけがエクスクルードされます (C:\users\test\ など)。パス名が \ で終わらない場合 (C:\users\test など)、NetBackup ではそのパス名を持つファイルとディレクトリの両方がエクスクルードされます。
特定の名前を持つすべてのファイルをエクスクルードするには、ファイルのディレクトリパスに関係なく、その名前を入力します。次に例を示します。
test
次のように入力しないでください。
C:\test
この例は、ファイルパターンに次のような接頭辞を付けることと同じです。
\
\*\
\*\*\
\*\*\*\
以降も同様です。

次の構文規則は、UNIX クライアントだけに適用されます。

名前にリンクを含むパターンを使用しないでください。たとえば、/home は /usr/home へのリンクであり、/home/doc がエクスクルードリストに含まれていると想定します。この場合、実際のディレクトリパスである /usr/home/doc がエクスクルードリストエントリの /home/doc と一致しないため、このファイルはバックアップされます。
空白行、またはシャープ記号 (#) で始まる行は無視されます。