NetBackup™ Web UI 管理者ガイド

すべてのコピーを期限切れにするには

1. 左側で［検出とレポート (Detection and reporting)］、［マルウェアの検出 (Malware detection)］の順に選択します。
2. 目的のスキャン結果を表示するには、［処理 (Actions)］、［すべてのコピーを期限切れにする (Expire all copies)］の順に選択します。
3. 選択したバックアップイメージのすべてのコピーを期限切れにすることを確認します。

感染ファイルを表示するには

1. 左側で［検出とレポート (Detection and reporting)］、［マルウェアの検出 (Malware detection)］の順に選択します。
2. 目的のスキャン結果を表示するには、［処理 (Actions)］、［感染ファイルを表示 (View infected files)］の順に選択します。

   メモ:

   このオプションは、感染したスキャン結果と「リカバリ」のスキャン形式にのみ利用できます。

3. ［感染ファイル (Infected files)］テーブルで、必要に応じて目的のファイルを検索します。
4. リストをエクスポートする場合は、［リストをエクスポート (Export list)］をクリックします。

   メモ:

   選択したマルウェアスキャン結果の感染ファイルのリストは、.csv 形式でエクスポートされます。ファイル名の形式は、backupid_infected_files_timestamp.csv となります。

感染ファイルのリストをエクスポートするには

1. 左側で［検出とレポート (Detection and reporting)］、［マルウェアの検出 (Malware detection)］の順に選択します。
2. 影響を受けた目的のマルウェアに対して、［処理 (Actions)］、［感染ファイルのリストをエクスポート (Export infected files list)］の順に選択します。

   メモ:

   .csv ファイルには、感染したファイルのバックアップ時刻、名前、ハッシュ、およびウイルス情報が含まれています。

   Microsoft Windows Defender については、リアルタイム保護が有効になっている場合、感染ファイルのハッシュは (ファイルにアクセスできないため) 作成されません。

スキャン不可能ファイルリストをエクスポートするには

1. 左側で［検出とレポート (Detection and reporting)］、［マルウェアの検出 (Malware detection)］の順に選択します。
2. 影響を受けた目的のマルウェアに対して、［処理 (Actions)］、［スキャン不可能ファイルリストをエクスポート (Export unscannable files list)］の順に選択します。

   メモ:

   .csvファイルには、ファイル入出力エラー、暗号化 (パスワード保護) ファイルなどの問題が原因でマルウェアスキャナによってスキップされるファイルのリストが含まれます。

マルウェアスキャンをキャンセルするには

1. 左側で［検出とレポート (Detection and reporting)］、［マルウェアの検出 (Malware detection)］の順に選択します。
2. 目的のスキャン結果で［処理 (Actions)］、［マルウェアスキャンをキャンセル (Cancel malware scan)］の順に選択します。

   注意: マルウェアスキャンは「進行中」および「保留中」の状態からのみキャンセルできます。

3. ［スキャンをキャンセル (Cancel scan)］をクリックして確定します。

   状態は［キャンセルが進行中 (Cancellation in progress)］に変わります。

イメージを再スキャンするには

1. 左側で［検出とレポート (Detection and reporting)］、［マルウェアの検出 (Malware detection)］の順に選択します。
2. 目的のスキャン結果で［処理 (Actions)］、［イメージの再スキャン (Rescan image)］の順に選択します。
3. ［再スキャン (Rescan)］をクリックして確定します。
4. 一括再スキャンで、異なるまたは空のスキャナホストプールを持つ 1 つ以上のイメージを選択する場合、新しいスキャナホストプールを選択する必要があります。

   • ［イメージの再スキャン (Rescan image)］をクリックします。

   • 新しいスキャンホストプールを選択します。

     新しいスキャンホストプールは、この再スキャンで選択したすべてのイメージに使用できます。

   • ［再スキャン (Rescan)］をクリックして確定します。

     再スキャン (と再開) は、スキャン形式がリカバリのスキャン結果ではサポートされません。

5. エラーが発生したジョブまたはキャンセルされたジョブを再スキャンする場合、次の条件で、スキャンを最初からやり直すのではなく、エラーが発生した時点からスキャンがトリガ (再開) されます。

   • ［スキャン日 (Date of scan)］の値が 48 時間を超える場合、ジョブは再開されず、完全スキャンが開始されます。この処理によって、スキャンに使用されるマルウェアシグネチャが大きく異ならないようにできます。

   • 多数のファイル (> 500 KB) が含まれる Standard または MS-Windows ポリシーのバックアップイメージでサポートされます。DNAS ポリシーの場合は、複数のストリームでサポートされます。

   • 失敗したジョブに対してインスタントアクセスが成功している必要があります。

   • 再開では、スキャンする最初のインスタントアクセス対応コピーが識別されます。これは、最初のスキャン要求で選択されたコピーとは異なる場合があります。

   ジョブが再開されると、既存のスキャン結果の状態は「失敗」から「保留」に移行し、その後「進行中」の状態に移行します。進行状況の更新は、エラーが発生した時点から続行できます。完全な再スキャンを行うと、新しいスキャン結果が表示されます。ユーザーが完全なスキャンを実行する必要がある場合は、オンデマンドスキャンオプションを使用して開始できます。

スキャン結果を削除するには

1. 左側で［検出とレポート (Detection and reporting)］、［マルウェアの検出 (Malware detection)］の順に選択します。
2. 「失敗」または「キャンセル」状態になっているスキャン結果は、手動で削除できます。［操作 (Actions)］、［スキャンの削除 (Delete Scan)］の順に選択します。
3. 選択したスキャン結果の削除を確定するには、［はい (Yes)］をクリックします。

   最大 20 個のスキャン結果を選択して削除できます。

スキャン結果の詳細を表示するには

1. 左側で［検出とレポート (Detection and reporting)］、［マルウェアの検出 (Malware detection)］の順に選択します。
2. ［処理 (Actions)］、［詳細の表示 (View details)］の順に選択すると、個々のバッチレベルのバックアップイメージの詳細が表示されます。

   メモ:

   ［詳細の表示 (View details)］オプションは、「失敗」または「進行中」の状態のスキャン結果にのみ使用できます。

3. ［詳細の表示 (View details)］ページで、情報をクリップボードにコピーできます。［処理 (Actions)］、［失敗の詳細のコピー (Copy failure details)］または［処理 (Actions)］、［スキャン結果のコピー (Copy scan results)］の順に選択します。
4. ［閉じる (Close)］をクリックします。