<book_title> を検索 ...

NetBackup™ Web UI 管理者ガイド

Last Published: 2024-11-11

Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (10.5)

NetBackup カタログの構成要素

NetBackup カタログは NetBackup プライマリサーバー上に存在します。NetBackup カタログは次の形式のデータへのアクセスを管理、制御します。

イメージのメタデータ (バックアップイメージとコピーについての情報)。
バックアップコンテンツのデータ (バックアップ (.f ファイル) のフォルダ、ファイル、オブジェクトについての情報)。
NetBackup バックアップポリシー。
NetBackup ライセンスデータ。
NetBackup エラーログ。
クライアントデータベース。
クラウド構成ファイル。
クラウド構成ファイルのカタログバックアップについてを参照してください。

カタログの構成要素は次のとおりです。

NetBackup は NetBackup データベース (NBDB) に情報を格納します。メタデータには、バックアップ済みのデータと、データの保存場所についての情報が含まれます。
NetBackup データベースおよび構成ファイルを参照してください。
イメージデータベース。
バックアップが実行されたデータに関する情報が含まれます。
NetBackup イメージデータベースについてを参照してください。
NetBackup 構成ファイル。
KMS (Key Management Service) 構成ファイル
KMS の構成について詳しくは、『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください。

NetBackup は、プライマリサーバーコンポーネントの位置に影響を受けやすくなっています。ネットワーク共有（NFS など）で NetBackup の一部（バイナリ、ログ、データベース、イメージ）を実行すると、通常操作のパフォーマンスにも影響することがあります。平均 I/O サービス時間が 20 ミリ秒未満であるかぎり、NetBackup は SAN または NAS ストレージに CIFS マウントすることができます。

また、NetBackup カタログのデータ整合性を確保するため、ストレージは特定の条件も満たす必要があります。

ファイル書き込みの順序が保証されている必要があります。
書き込み要求が発行されるとき、書き込みは物理ストレージに完了する必要があります。書き込み要求は、SAN または NAS が書き込みコールから戻るときにバッファリングされるだけであってはなりません。
詳しくは、次の記事を参照してください。