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Veritas InfoScale™ 8.0 Oracle データベース用ストレージと可用性管理 - AIX, Linux, Solaris

Last Published: 2022-01-26

Product(s): InfoScale & Storage Foundation (8.0)

Platform: AIX,Linux,Solaris

上位のパフォーマンス階層へのホットデータベースセグメントの再配置

データファイル全体の再配置を実施できない場合は、データベースのホットセグメントまたはホットオブジェクトを上位のパフォーマンスストレージに再配置できます。

以下に示す手順の値に関する例については、表: 物理読み取りによるセグメントの例を参照してください。

例に示すコマンドは、dba_segments と dba_extents をクエリーして、指定されたテーブルまたはインデックスのエクステントのリストを準備します。エクステントの情報から、（file、offset）を含むリストが生成されます。このリストは、サブファイルの実施を行うために、fsppadm に渡されます。

上位のパフォーマンス階層にホットデータベースセグメントを再配置するには

Oracle AWR レポートを使って、データベースで最もアクティブなホットオブジェクトまたはホットセグメントを特定します。
それらを上位のパフォーマンス階層に再配置するために必要なサイズを決定します。
SFDB リポジトリが最新の状態であることを確認するために、dbed_update を実行します。
テーブル emp を SSD 階層に移動するコマンドを実行します。
```
$ dbdst_obj_move  -S PROD -H /home_dir -t EMP -c SSD
```

以下に示す例のコマンドは、指定されたテーブルまたはインデックスが存在する一連のデータファイルを表示します。基になるファイルシステムが MVS ファイルシステムである場合は、対応するボリュームと階層名が表示されます。

データベースセグメントが正しい階層に再配置されていることを確認するには

再配置されたテーブルを表示するコマンドを実行します。
```
$ dbdst_obj_view  -S PROD -H /home_dir -t EMP
```

dbdst_obj_move コマンドの使用方法については、

SmartTier for Oracle を使用したサブファイルのデータベースオブジェクトの配置の最適化を参照してください。