NetBackup™ 管理者ガイド Vol. 2

クライアントの不要なカウントの排除

［分類 (Itemization)］タブで、リストを［クライアント名 (Client Name)］によってソートし、ホスト名のエイリアスが使用されている個所を検索します。分類表で、同じポリシーで異なるホスト名のエイリアスの下に同じクライアントが複数回リストされている個所を検索します。そのような個所が見つかったら、古いほうのバックアップ日付の行の［チャージサイズ (Charged Size)］列をゼロにします。［チャージサイズ (Charged Size)］値がゼロである理由の説明を［チャージサイズを修正するときにはその理由をここに入力してください (Enter a Reason here when modifying the Charged Size)］列に追加します。

一部の Oracle RAC バックアップでは、異なるエイリアスの下に、異なるデータセットのバックアップを反映した項目が存在する場合があります。［チャージサイズ (Charged Size)］をゼロにすると、保護対象データは過小計算されます。

クライアントが複数のポリシーで検出される場合は、それらのポリシーに重複のバックアップ対象がないことを確認します。バックアップ対象が重複する場合は、［分類 (Itemization)］タブの冗長なバックアップポリシーを検索します。［チャージサイズ (Charged Size)］値を調節します。冗長なバックアップ対象の値をサイズから引いて、隣接する［理由 (Reason)］セル内にコメントを追加します。