Enterprise Vault™ Discovery Accelerator 管理者ガイド
- Discovery Accelerator の概要
- ロールの設定と割り当て
- ケースを使った操作
- レビューマークとタグの設定
- アイテムに自動的にマーク付けまたはタグ付けするルールの使用
- カストディアンマネージャの使用
- アイテムの検索
- Discovery Accelerator を使った検索について
- アドレスマネージャを使った対象電子メールの定義
- Discovery Accelerator 検索スケジュールの作成
- 手動によるアイテムのレビュー
- リサーチフォルダを使った作業
- アイテムのエクスポートと提出物生成
- レポートの作成と表示
- 拡張レポート
- 利用可能な Discovery Accelerator のレポート
- OData Web サービスを介したレポートへのアクセス
- 付録 A. Discovery Accelerator 検索で使う Enterprise Vault のプロパティ
- 付録 B. トラブルシューティング
- カストディアンマネージャに関する問題
サポート対象の OData クエリーオプション
応答をカスタマイズするためのクエリー構成に使用できる、現在サポートされている OData クエリーオプションを以下に示します。
$select
$select クエリーパラメータを使用して、個々のリソースやリソースの集合のデフォルトセットとは異なる一連のプロパティを返します。$select を使うと、デフォルトのプロパティのサブセットを指定できます。
例: 次の例では、クエリーは結果として部門名と部門状態の 2 つのプロパティのみを返します。
https://<Reporting endpoint base URL>/odata/departments?$select=DepartmentName,Status
$count
一致するリソースの合計数を取得するには、$count クエリーパラメータを使用します。
次の例では、クエリーは、他のフィルタに関係なく、システム内の役割の合計数を返します。
https://<Reporting endpoint Base URL>/odata/roles?$count=true
$top
返されるレコードの数を制限するには、$top クエリーパラメータを使用します。
次の例では、クエリーは結果の上位 10 件のレコードを返します。
https://<Reporting endpoint Base URL>/odata/departments?$top=10
$skip
結果を返す前に指定した数のレコードをスキップするには、$skip クエリーパラメータを使用します。
次の例では、クエリーは結果で最初の 60 件をスキップしてレコードを返します。
https://<Reporting endpoint Base URL>/odata/departments?$skip=60
$skipToken
複数のページにまたがる結果セットから結果の次のページを取得するには、$skipToken クエリーパラメータを使用します。
一部の要求は、サーバー側のページングのため、複数ページのデータを返すことで応答のページサイズを制限します。レポート API は、$skipToken クエリーパラメータを使用して、結果の後続のページを参照します。$skipToken パラメータには、結果の次のページを参照し、応答で @odata.nextLink プロパティに指定された URL に返される非透過のトークンが含まれています。
たとえば、結果に 1,000 件を超えるレコードがある Roles API を呼び出した場合、応答は以下のように、@odata.nextLink プロパティを持つ 1,000 件のレコードのみを返します。
"@odata.nextLink": "https://<Reporting endpoint Base URL>/odata/roles?$skipToken=29310"
レコードの次のページをフェッチするには、@odata.nextLink の値を skipToken 値を持つエンドポイント URL として使用できます。