Enterprise Vault™ Discovery Accelerator 管理者ガイド

新しい Discovery Accelerator ケースをオープンする方法

1. Discovery Accelerator クライアントの［ケース］タブをクリックします。
2. 左ペインで、［すべてのケース］をクリックします。
3. ウィンドウの先頭で［新規作成］をクリックします。
4. ケースのプロパティを設定します。次の表に、利用可能なフィールドを示します。

   ケース
   名前	ケースを指定します。ケースまたはクライアントの性質を示す名前を選択します。
   ケースの状態	ケースの管理者およびレビューアがケースにアクセスできる（［オープン］）かできない（［クローズ］）かを判別します。
   所有者	ケースを管理する特権を持つユーザーの Windows アカウントを指定します。一覧から所有者を選択するには、［所有者の選択］をクリックします。ケースに複数の所有者は指定できません。 ケース所有者の名前を変更しても、元の所有者は引き続き管理権限を保持します。これを回避するには、ケースで［ロールの割り当て］機能を使用して、割り当てられたロールを元の所有者から削除します。
   リーガルホールド
   アイテムを保留にする	このオプションを選択すると、ユーザーがコピー元の Enterprise Vault のアーカイブからアイテムを削除できないようにケースでアイテムが保留されます。 ケースのアイテムを保留にするには、リーガルホールド管理権限が必要です。デフォルトでは、すべてのケース管理者にこの権限が割り当てられています。
   理由	アイテムを保留している理由を記述する領域です。
   状態	Discovery Accelerator が現在ケースでリーガルホールドを適用しているかどうかを示します。
   アイテムの数	ケース内のアイテムの合計数を示します。
   保留の数	Discovery Accelerator が保留しているアイテムの数を示します。
   エラー数	Discovery Accelerator が一時的に保留に失敗しているアイテムの数を示します。デフォルトでは、Discovery Accelerator はリーガルホールドスキャンを実行するたびにアイテムの保留を 2 回試行します。
   検出されなかったアイテムの数	コピー元の Enterprise Vault のアーカイブにもはや存在しないため、Discovery Accelerator が保留できないアイテムの数を示します。
   残りのアイテム	Discovery Accelerator がまだ保留していないアイテムの数を示します。
   情報	Discovery Accelerator によるアイテムの保留の進行状況に関する情報メッセージが含まれます。
   提出物生成の詳細
   エクスポート ID のサイズ	エクスポートまたは生成する各アイテムのファイル名のエクスポート番号に使う桁数を指定します。デフォルトは 6 です。
   次のエクスポート番号	エクスポートまたは生成する次のアイテムのファイル名に含めるエクスポート番号を指定します。
   接頭辞	エクスポートまたは生成する各アイテムのファイル名で接頭辞として使うテキストを指定します。アイテムを識別する文字は、法令または企業内の規則に従った設定が必要になる場合があります。 接頭辞には 10 文字まで含めることができますが、スペースや \ / * ? | < > などの記号を含めることはできません。
   例を表示	次のエクスポート ID のプレビューを表示します。
   出力フォルダ	エクスポートまたは生成したアイテムを格納するフォルダを指定します。 デフォルトでは、このフォルダは、Enterprise Vault Accelerator マネージャサービスを実行しているサーバーの C:\ です。アイテムを別のコンピュータにエクスポートするには、共有ネットワークドライブのパス (&#165;&#165;my_computer&#165;exports など) を指定します。 フォルダパスには最大 100 文字まで入力できます。
   検索の詳細
   検索可能なボルトストア	ケースに関連するアイテムを検索するボルトストアを指定します。ボルトストアを検索に含めるか除外するには、各ボルトストアの横のボックスを選択またはクリアします。

5. ［保存］をクリックします。