Enterprise Vault™ Discovery Accelerator 管理者ガイド
- Discovery Accelerator の概要
- ロールの設定と割り当て
- ケースを使った操作
- レビューマークとタグの設定
- アイテムに自動的にマーク付けまたはタグ付けするルールの使用
- カストディアンマネージャの使用
- アイテムの検索
- Discovery Accelerator を使った検索について
- アドレスマネージャを使った対象電子メールの定義
- Discovery Accelerator 検索スケジュールの作成
- 手動によるアイテムのレビュー
- リサーチフォルダを使った作業
- アイテムのエクスポートと提出物生成
- レポートの作成と表示
- 拡張レポート
- 利用可能な Discovery Accelerator のレポート
- OData Web サービスを介したレポートへのアクセス
- 付録 A. Discovery Accelerator 検索で使う Enterprise Vault のプロパティ
- 付録 B. トラブルシューティング
- カストディアンマネージャに関する問題
レポートエンドポイントの設定
レポートエンドポイントを設定するには、[コンプライアンスシステム管理者] 役割、または役割に[API エンドポイントのレポートを設定] 権限が必要です。権限がない場合は、システム管理者にお問い合わせください。
このリリースでは、1 つのレポートエンドポイント設定のみを作成できます。エンドポイントを設定した後、必要に応じて、設定の変更、API キーの再生成、エンドポイントのアクティブ化または一時停止を行うことができます。
レポートエンドポイントを設定するには
- 左側のナビゲーションペインで、[設定]、[レポートエンドポイント]タブの順に選択します。
- [追加]をクリックします。
- [新しいエンドポイント設定の追加]ページで、次の詳細を指定して[保存]をクリックします。
名前 (Name)
レポートエンドポイントの設定に一意の名前を指定します。
説明 (Description)
レポートエンドポイントの設定の簡単な説明を入力します。
スコープ (Scope)
現在の設定でアクセス可能な API を決定します。
デフォルトでは、[すべての API]に設定されています。
IP アドレス (IP Address)
現在の設定で API にアクセスできる個々の IP アドレスを指定します。
メモ:
本リリースでは IPv4 アドレスのみがサポートされます。
IP アドレス範囲 (IP Address range)
現在の設定で API にアクセスできる一連の IP アドレスの範囲を指定します。
この範囲外の IP アドレスは、API にアクセスする権限がありません。
メモ:
本リリースでは IPv4 アドレスのみがサポートされます。
プライマリおよびセカンダリ API キー (Primary and Secondary API Key)
レポートエンドポイントの設定を保存した後、自動的にプライマリおよびセカンダリ API キーが生成され、レポートエンドポイント設定に保存されます。
API 呼び出し元は、これらの API にアクセスするために、これらの API キーを指定する必要があります。
メモ:
プライマリとセカンダリの API キーが用意されているため、いずれかのキーを置き換える場合、ダウンタイムを発生させることなく別のキーを使用できます。
エンドポイントベース URL (Endpoint Base URL)
レポートエンドポイントの設定が保存された後、エンドポイントベース URL が自動的に生成されます。API 呼び出し元は、API にアクセスするための開始点としてこの URL を使用する必要があります。
設定されたレポートエンドポイントが[レポートエンドポイント]タブに一覧表示されていることを確認します。必要に応じて、[更新]アイコンをクリックします。セキュリティ上の理由から、プライマリキーとセカンダリキーはマスクされます。
- 同じ行のケバブアイコン (縦の 3 つのドット) をクリックして、次の処理を実行します。
キーを表示または非表示にするには、[キーの表示/非表示]を選択します。
ベース URL、プライマリキー、およびセカンダリキーをコピーするには、それぞれの列の[コピー]アイコンをクリックするか、レポートエンドポイント名をクリックして必要な情報をコピーします。
レポートエンドポイントの設定を編集するには、[編集]を選択します。必要に応じて設定を変更し、[保存]をクリックします。
API キーを再生成するには、プライマリおよびセカンダリ API キーフィールドの横にある[再生成]をクリックします。
メモ:
API キーは、アクティブなレポートエンドポイントに対してのみ再生成できます。
アクティブなレポートエンドポイントを一時停止するには、[一時停止]を選択してレポート API へのアクセスをブロックします。レポートエンドポイントを一時停止する理由を指定し、[一時停止]をクリックします。
一時停止されたレポートエンドポイントをアクティブ化し、プライマリキーとセカンダリキーを再生成するには、[アクティブ化]を選択します。
必要に応じて、プライマリとセカンダリの API キー生成のチェックボックスにチェックマークを付けます。レポートエンドポイントをアクティブ化する理由を指定し、[アクティブ化]をクリックします。アプリケーションにこれらの API キーの有効期限が表示されます。