NetBackup IT Analytics ユーザーガイド

ホストを検出する前に、データコレクタポリシーを構成する必要があります。既存のポリシー (ストレージアレイデータの収集用に作成されたデータコレクタポリシーなど) を使用することも、新しいデータコレクタポリシーを作成することもできます。

［ホストの検出と収集 (Host Discovery and Collection)］ウィンドウを使用して、インベントリ内のホストを検索できます。または、ホストを検出して設定するための準備として、構成を設定することもできます。企業に適さない精査も多数あります。使用するホストに適した精査を識別することが不可欠です。

構成または検索を参照してください。

ホストの精査の構成および編集を参照してください。

データコレクタがホストにアクセスする場合は、認証用のユーザー ID とパスワードを構成します。

Windows ホストからのデータ収集には WMI プロキシが必要です。このオプションを使用して、1 つ以上の WMI プロキシを定義します。

WMI プロキシの管理を参照してください。

- ホストでコマンドを実行するためにデータコレクタが使用するパスを構成します。

パスの管理を参照してください。

データコレクタには、ホストで非割り込みコマンドを実行するための読み取り専用アクセスが必要です。NetBackup IT Analytics 専用の別個のログインアカウントを作成し、Windows システムには Active Directory を使用し、Linux システムには sudo コマンドを使用し、NetBackup IT Analytics が発行できるコマンドを制限することを強くお勧めします。このセキュリティ対策に対応するため、必要に応じて sudo、sesudo、pbrun などのアクセス制御コマンドを指定できます。オペレーティングシステムごとの sudo コマンドを含むファイルは、ポータルサーバーの /opt/aptare/updates にあります。これらのファイルの名前には、OS と、sudo コマンドファイルのバージョンの両方が含まれているため、最新の更新を含むファイルを識別できます。たとえば、hpux_9.1.01、aix_9.1.01、linux_9.1.01、solaris_9.1.01 などです。

アクセス制御の管理を参照してください。

ホスト検出はホストの検索とホストインベントリへの入力を試行します。クレデンシャル、WMI プロキシ、および構成したパスを使用するホスト検出ポリシーを作成します。

ホストの検証では、さまざまな条件や環境でのホストアクセスを考慮する必要があります。検出プロセスがホストにアクセスする際、接続の問題があれば情報メッセージにその手掛かりが示されます。さらに、ホストインベントリに属さないデバイス (指定した IP アドレス範囲内にあるプリンタなど) が検出されることがあり、その場合はインベントリから非表示にするか、除去する必要があります。

ホストの検出と収集ビューに入力するためのホスト検出ポリシーの構成を参照してください。

ホスト接続の検証を参照してください。