NetBackup IT Analytics ユーザーガイド

アラートルール

NetBackup IT Analytics には、企業内で発生することの多いトラブルを発見するための事前定義されたルールのセットが用意されています。テンプレートとして機能するこれらのルールには、それぞれの環境に関係する固有の条件を確立するために、構成可能なパラメータが含まれています。ルールのカスタムインスタンスを構成したら、保存して、アラートポリシーを作成できます。ユースケースはさまざまであり、それによってルールの構成方法も変わりますが、目指しているのは、注意を必要とする問題領域や傾向の管理が困難になる前に、迅速かつ事前に特定できるようにすることです。アラートを設定するカテゴリは次のとおりです。

これらのルールは、データが収集されるのに合わせてリアルタイムで、または条件が時間ベースの場合はスケジュールに基づいて監視されます。ルールが利用可能であるかどうかは、製品のインストール内容に基づきます。

アラートルールを使用してポリシーを作成すると、指定した条件に基づいてアラートを送信するか、レポートを使用してオンデマンドで結果を確認し、詳細にドリルダウンするかを選択できます。アラートはさまざまな理由から抑制されることがあるため、必要に応じてレポートを使用して、指定した条件による結果を確認してください。

監視対象として選択したデータを調べる各種の方法については、『レポートリファレンスガイド』のアラートレポートに関するセクションを参照してください。

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